ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年を締め括る3枚のCD(その3)は:「嵐/山下洋輔トリオ・大駱駝鑑・ジェラルド大下」、2008年を締め括る3冊の本(その3)は:「『奴雁』の哲学(浪川攻)」

今年もとうとう大晦日になりました。必ずや大晦日は来るものであり必然の時の流れの結果です。しかし、こたび2008年の大晦日を「必然」として迎えられた事を先ずは喜ばねばなりません。 大晦日を迎えることのできなかった方々も沢山いるのですから… 決して必…

2008年を締め括る3枚のCD(その2):「CHILDREN'S SONGS/CHICK COREA」(1983)来年は無難な一年でありますように~!

CHICK COREAのCHILDREN’S SONGSです。 今年、購入したJAZZ・CDのなかで一番無難なCDでした。 世界は子供の為にあり、世界中の子供達が無難に毎日を過ごせることが、願いであり、政治の使命であり人類の使命です。 餓えるこ…

2008年を締め括る3冊の本(その2):伊波普猷「沖縄よ何処へ(世界出版)」

今年も沖縄に4回訪れた。ミディアム・リピーターである。二回は仕事、後二回はプライベートであった。 今月には高校時代の友人を案内して「ひめゆりの塔」「平和の礎」「識名園」「福州園」そして沖縄博物館へも行った。これらは、はや何度も何度も訪れてい…

2008年を締め括る3枚のCD(その1):「Medicine for your soul/ Saigenji 」圧倒的な知名度不足を凌駕する超怒級の実力、日本のミルトン・ナシメント

「『派遣解雇』41歳男が無銭飲食 。逮捕時の所持金は14円。」年の暮れに心が痛くなるニュースである。 この国は狂っている。 昔は会社に就職すれば、ほぼ終身雇用。給料が思いのほか安くても安心して生活をすることができた。経済哲学なき資本家と政治屋が…

2008年を締め括る3冊の本(その1):「金融大崩壊―アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書) 」水野 和夫氏著…この本一冊で日本経済全てが解かる

今朝の朝刊は「トヨタ『連結営業赤字1500億円ー通期予想下方修正:1年で2兆円超減』」で始まった。 これでトヨタ、キャノン、ソニー、ダイハツ、スズキを始めとした輸出産業メーカの非正規雇用労働者の切捨て、徹底した人員削減の言い訳が立った訳である。 …

2008年を締め括る3冊の雑誌(その3):天外無敵の編集長小黒一三の「月刊ソトコト」に決まり!!

小黒一三さんには多言は無用でしょう。環境問題の真実を見据える眼を持った、初老男の代表です。 そのセンスの良さは、OYAJIジャンルには納まりきりません。最近では福岡伸一氏をこの世に送り出しました。 ソトコトと小黒一三さんは小黒氏の次の発言に…

2008年を締め括る3冊の雑誌(その2):「男の隠れ家/ 全国津々浦々を歩いてー幻の酒と出会う(日本酒・焼酎・ワイン)」

酒好き、旅好きの私にとっては、堪えられない雑誌です。 結局、今年も酒から逃れられない1年となりました。歳を重ねるごとに酒量はドンドン減っていきます。無茶飲みをすることもなくなりました。 そもそも酒は体力と気力で飲むものである。酒量は兎も角も…

2008年を締め括る3冊の雑誌(その1):「Oily Boy (マガジンハウス)」

親父ポパイです。幾つになってもポパイです。ポパイは私にとっては決してファッションではなく、モノを観る眼を養う恰好のアイテムです。 来年は54歳になります。 54になってもポパイ小僧の眼を大切にしたいと思います。 ☆☆☆なお、薫柳堂日誌は毎日更新…

孤高!高木元輝さんの遺作は不破大輔さんとのレイジー・ブルースで終わった…「2001.07.06」

:高木元輝/2001.07.06 B22F 高木元輝 (ts)/不破大輔 (b)/ 小山彰太 (ds) 1. Laps/ 2. 2001.7.6-1/ 3. 2001.7.6-2/ 4. Lonely Woman/ 5. Lacy's Out East 2001年7月6日、豊橋、”House of Crazy” でのライブ録音。

驚愕の渠(かれ)の旅に終わりはない。不破大輔:「巴里渋舞曲: 渋さ知らズ」を聴く…!

旅は…人それぞれである。目的を持って旅に出る人、それぞれ…。 私にとって旅は、旅先の気温や街角の温度、人々の体温や熱、そしてそよぐ風の風向きに同化する事である。つまりは目的が無い。 目的がない旅を重ねることが旅の目的である。 かつて山が好きだっ…

人生に必要なものは妄想である~「Captain Marvel :Stan Getz 」咆哮する妄想!

喜劇王、C・チャップリンは「人生を恐れてはいけない。人生に必要なものは、勇気と想像力。それとほんの少しのお金だ。」 と言う名言を残した。 しかし、この名言は然りであるものの、私はもう一つ必要なのは妄想ではないか、と思います。 妄想とは、根拠も…

沖縄・プリズム 1872▽2008を竹橋の東京国立近代美術館で観てきた

先週、仕事の合間に2時間ばかり…沖縄・プリズム 1872▽2008を竹橋の東京国立近代美術館で観てきました。 仕事のキャンセル時間だったので、2時間弱しか居れませんでした。ビデオ上映が数箇所でノンストップで行われていますので、できれば半日、少なくても4時…

今、何ゆえに「死人(しびと)/高柳昌行」なのか…改めて考える。

今、何ゆえに「死人(しびと)」なのか…改めて、考えています。 このアルバムは、詩人、吉増剛造氏と高柳昌行さん翠川敬基さんの共演をノンストップで捉えた画期的な作品です。 私は、縁や所縁や、心を震わせる誰彼の死があった際に、無神教の私としては心を…

追悼!デイヴ平尾さん:平尾さん作詞の「今の俺さ」(にがい涙)をもう一度!

デイヴ平尾さんを偲んで、謹んで「今の俺さ」の歌詞を採譜いたします。 (デイヴ平尾:作詞・エディ藩:作曲) ☆☆☆「今の俺さ」 うちひしがれた 心のいたでは どこへ捨てれば いやされる 悲しい定めと 知りながら 果てもなくさまよう 見知らぬ街よ *つめた…

永遠のアンチ・ヒーロー!平尾時宗さん!ザ・ゴールデン・カップス、ボーカル デイヴ平尾氏、ご逝去。

訃報にふれる。「ザ・ゴールデン・カップスのボーカル ザ・ゴールデン・カップス、ボーカル デイヴ平尾氏が、かねてより食道癌の療養中のところご逝去されました。享年63歳でした。」ショックです。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。 アイ高野氏やモ…

陳信輝なしでは日本のロックシーンの黎明期を語れない!:SHINKI CHEN/陳信輝

このアルバムは、陳信輝(ツェン・シンキ)さんが71年1月に「陳信輝ウィズ・フレンズ」でのソロ・アルバム「SHINKI CHEN」としてリリースされたものです。このアルバムには加部正義、野木信一、柳譲治、ジョン山崎、柳田ヒロさんが参加しています。 しかし、…

日本のソウルシーンを語るときは“ヤッパコレ”でしょう。:ザ・ヘルプフル・ソウル/ソウルの追求

ヘルプフル・ソウルも「ヤング720」で当時の日本のヤング?の度肝を抜いた存在でした。G・カップスが横浜ならば、ヘルプフル・ソウルは神戸のアメ・スクです。 ジュニオ・ナカハラの音楽センスは抜群で、徹底的にホワイト・ブルースにこだわったボーカルは…

BILL EVANSの使い勝手の悪さは、YAHOO!ブログに匹敵する。

最近、YAHOO!ブログの使い勝手の悪さに閉口している。 なにしろ、画面が重い、思うように動かない。Wiki文法など、何のことやら~。おまけに、下らない下劣な書き込み、トラック・バック。他の方の「お気に入りブログ」への飛びも極端に遅い。 どこか…

ブルースマスター・塩次伸二さん、ご逝去!「これでお別れバイバイバ~イ」

昨日の「薫柳堂日誌」より~ ★★★★★塩次伸二さん57歳(しおつぐ・しんじ=ギタリスト)19日午前0時20分、心不全のため死去。 71年に京都で永井ホトケ隆さんらと「ウエストロード・ブルースバンド」を結成。ブルースギタリストとして大活躍。18日に佐…

祝!上武大学、箱根駅伝初出場!箱根駅伝胎動す~種村季弘「晴浴雨浴日誌」

箱根駅伝予選会が立川の昭和記念公園にて開催され、無事13校が箱根駅伝出場を決めました。予選会通過の様子は以下の通りです。 「城西大が10時間13分21秒で初のトップ通過となり、6年連続6回目の出場。上武大は3位で通過。順大は、関東学生対校選手…

民主主義の言の葉一事不再理:「疑わしきは罰せず」(in dubio pro reo)は米国帝国主義と属国日本権力の前に滅んだ!三浦和義氏の自死を悼む!BUDDY DEFRANCO:「枯葉」を贈る~

三浦和義氏が自死され逝去された。 三浦氏が有罪・無罪かなど問題ではない。被害者とされるご家族の疑念・存念・無念も依然として残されるが儘としても、民主主義国・日本では彼の罪状を含め立憲主義・民主主義国家を標榜する日本では終了した問題である。 …

「こぼれた~ワインは…涙の雫(しずく)」だったのだろうか?!GS繋がりは楽しい。:スーパー・ライヴ・セッション(ゴールデン・カップス)

xiexie_okada 様、真に有難うございます。またまた、GS話を書く気が起こりました。 前回は、 http://blogs.yahoo.co.jp/ryukyutokyo/22092891.html で、ゴールデン・カップスについて触れましたが、(たびたび、コメントでも触っていますが…)今回は:スーパ…

庶民の心と全く別世界に住む、麻生太郎:読売日本交響楽団507回名曲シリーズを聴く!

忙しいと心が鈍化する。感性が鈍るのだ。 何事にも感じなくなり、怒りも起こらない。感性の枝をポキリと折られてしまっている。 この間、全くそんな状態である。興味と関心が逸らされて、感性を失う。 芸術、音楽のみならず、最も関心を持たなければならない…

Extensions :Dave Holland ~お疲れ様です…

今朝は、5時過ぎに帰宅しました。クライアントとの打ち合わせが終了したのが、真夜中の0時。 それから、西麻布で4時までクライアントと飲み、朝帰りとなりました。 クライアントのお一人は、午前便で韓国へ、もうお一方は午後便でカーネギーへと出発した様子…

エディ藩はエレクトリック・フラッグのようなブルース・バンドを目指した。

エディ藩はゴールデン・カップスのエディ藩であり、そして今でもエディ藩であり、ゴールデン・カップスのエディ藩であり続けている、其処に彼の偉大さがあります。 また、松田優作の良きサポーターであったことも否めない事実です。其処にも彼の偉大さがあり…

Nina Simoneを愛した松田優作は、どす黒い血反吐を吐くイエローブルースマンだった。松田優作:HARDEST NIGHT LIVE

松田優作はNina Simoneにぞっこんでした。特に、「Everything Must Change 」に相当参っていたらしいです。 松田優作は最高の映画俳優であったことは、誰もが認めるところです。 リドニー・スコット監督の最高傑作、サイバー・パンク映画「ブラック・レイン…

黒い悲しみをJAZZに託して…Nina Simone:BALTIMORE「EVERYTHING MUST CHNGE」に秋深く涙する。

秋の夜長のJAZZ VOCAL、二枚目は、Nina SimoneのBALTIMOREです。 このアルバムはは978年の1月に発売されました。 特に、二曲目の彼女の弾き語り、「Everything Must Change 」 は泣かせます。まるで、咽び泣くようです。 この1曲だけでも購入する価値のある…

ドシャ降りの真夜中に、エラ・フィッツジェラルドを聴く!何故か…観た夢は…?!

20日朝現在、台風は関東南岸を通過。コースを南下させながら太平洋沿岸を北進中です。雨風は東北地方にかけて強まりますが、北へ行くほど影響は小さくなりそうです。 昨日は仙台に出張、雨の中を遅くに帰ってきました。 久々の仙台でしたが、さすがに103万人…

リーマンブラザーズの破綻で、アメリカ帝国主義は、はや破滅の兆候~:私の好きなもの風呂に居酒屋に深夜放送、そして米帝の破滅!!

ご存知のとおり、リーマン・ブラザーズ証券が破綻しました。 リーマンの負債総額は6130億ドル(約64兆円)で、米国で過去最大の倒産であり、米証券の倒産としては、1990年のドレクセル・バーナム・ランベール以来ですね。 そもそも、アメリカの負…

貴方は、旧き良き虚飾なき国日本のイエロー・ブルース・バンド、一押し!!The M(エム)を知っていますか?:敬老の日に

今朝は9時から町内会のボランティアで75歳以上のお年寄りに赤飯を配って歩きました。 約500世帯の小さな町内ですが75歳以上のお年寄りの数は152人、最近亡くなったオジイサンオバアサンガ幾人か減り、また新しい方が75歳以上入りをしているので数の増減は殆…