ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この本を読め~!「隠蔽捜査 (新潮文庫 )」:今野敏・620円

この本を読め、などどと不遜な言い方をしてしまいました。申し訳ありません。しかし、620円の有効な使い方としては、そして休みの一日を大好きなBGMでも流しながら過ごすにはこんな安いものはありません。 この作品に描かれる竜崎と言う人物の人間像は、…

那覇の夜はストレート・アヘッドなJAZZで更けてゆく~:香村英史グループ+2

火曜日、那覇は思ったより寒い~。寒いといっても東京より2~3℃高い21℃。 寒がりの私としては嬉しいのだが、汗をかくほどでもない。 定宿の那覇GRG東町ホテルにチェックインを済ませ、早速、前島の割烹「喜作」へ直行する。ここのお寿司とお刺身、さわら…

円熟の極み…水曜の夜は那覇・安里のインタリュードミュージックラウンジで与世山澄子さんのヴォーカルに酔う!!

与世山澄子さんが水曜の晩と、土曜日の晩に、ご自分のお店で唄うという噂を聞きつけて、桜坂「うらわ」で一杯やってから安里に出かけた。 店が分からない。暫らく探してやっと見つけたが、拍子抜けするほど解かりやすい場所にあった。 なにも、安里駅から歩…

今は無きTBM(スリー・ブラインド・マイス)レーベルは転換と躍進の1970年代日本のJAZZの金字塔である。“SUMMER TIME/ 山本剛トリオ(TBM)”

本日アップする、この一枚は、オラッチの中学校の先輩、山本剛さんの“SUMMER TIME/ Live in5Days in Jazz 1976/TSUYOSHI YAMAMOTO TRIO”です。 今朝から、旅行・出張?の準備をしながら、TBM(スリー・ブラインド・マイス)レーベルのアルバムを聴き続けて…

引き返す事のできない運命をSFで描いた映画『ジャンパー』、それにしても石原慎太郎は、小賢しいクソガキだ!

映画『ジャンパー』を観る。☆☆☆の星三つ。 知らぬうちにテレポートする術を持ってしまったデトロイトのデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は移民銀行にテレポートし、大金を掴み家から出奔し、世界各地をテレポートして周る。 八年が過ぎ、かつてのガー…

憤怒は狂体と共にあり!高柳昌行 「New Direction Unit/侵蝕(Eclipse)」を日本のJAZZは超えられるのか!?

高柳昌行さんのJAZZの源泉は怒り、いや、それを超えた憤怒である。 私たちの胸倉をムンズとばかり五指とぶ太い腕で掴み、絞り上げ振り回す。 その音と響き。いや、爆音と轟音、日本の津ズ浦々の街、そして国境線を越えた街の騒音。日本と日本の歴史と、みそ…

絶妙なるリズムとアンサンブルの妙!現代音楽への絶え間ない挑戦:第469回読売日本交響楽団定期演奏会:サントリー・ホール

最近、非常に気になるのが電車内でのおっさんの携帯メールである。朝の通勤電車内、夜遅くの通勤電車内で、いい歳をしたおっさんが携帯メールを打っている。 なにをそんなに一心不乱に打っているのだろうか?40過ぎのおっさんから私と同年代のおっさんまで… …

アストル・ピアソラの白鳥の歌、クロノス・カルテットとの名コラボレーション「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ 」

新潟出張から帰ってきた。週末と休日の上越新幹線は混み合っている。指定席を取り、端の席を確保するのは容易ではない。 新潟は、相変わらず寒かったものの厳しさは緩んできているようだ。新潟の人は「暖かくなってきた~」と喜んでいた。 新潟は魚介類が美…

目から鱗が…鬼才!苫米地英人の最新作「洗脳支配」(ビジネス社)

友人、苫米地英人氏の最新作です。氏は脳機能学者であり、計算言語学者でもあり、分析学者でもあります。 最新作「洗脳支配」のキーワードは「自由になるか、奴隷になるか」ですが、実はこの問いかけは、氏の寡作の中で、一貫している問題提起です。 前作の…