絶妙なるリズムとアンサンブルの妙!現代音楽への絶え間ない挑戦:第469回読売日本交響楽団定期演奏会:サントリー・ホール
最近、非常に気になるのが電車内でのおっさんの携帯メールである。朝の通勤電車内、夜遅くの通勤電車内で、いい歳をしたおっさんが携帯メールを打っている。
なにをそんなに一心不乱に打っているのだろうか?40過ぎのおっさんから私と同年代のおっさんまで…
思うに、たぶん不倫メールか「出会い系」かミクシーじゃなかろうか~ありゃ!
実に、見っとも無い姿である。迷惑なのはラジオを聴いている私にとってはバシッ、バシッという雑音がガンガン飛び込んで来る事である。
見っとも無いし、迷惑だから止めなさいってば…
昨今、クラッシックのコンサートでの聴衆のマナーの悪さが目に付くとの事。新聞などやブログなどでも散見する。
確かに、静寂の中での咳払いや、話し声は興醒めである。また、楽章の合間の咳払いなど無理に咳払いをしている節がみられ、如何なものか、とも思う。
しかし、昨晩の第469回の読売日響の定期演奏会は、選曲の妙といい、溌剌としたリズム群のテクニックといい、会場の雰囲気を弥が上にも盛り上げて余りある演奏であった。
やはり、JAZZでもクラッシックでもコンサートはこうじゃなければね!
いやはや、楽しい演奏と息詰まるテクニックを堪能した。
バースタインのセレナーデではヴァイオリンのチョーリャン・リン 氏が絶妙な演奏を披露し読日響の華麗なる面々を更に盛り上げた。
読日響は古典の名曲の演奏もさることながら現代音楽の作品の演奏に俄然ファイトを燃やす。
私が読日響のファンたる所以である。やはり、読日響は現代音楽への挑戦だな~と、一人合点する。
評価は多々あれど、メンバーの挑戦する姿と演奏、テクニックへの自己探求が老若男女を問わずビンビン伝わってくるところが素敵である。
久々に読日響の現代音楽を堪能した