2007-01-01から1年間の記事一覧
林栄一さんas、チンドン吉野(繁)さんas、チンドン、中尾勘二さんasのライヴを国立No Trunksで。 金曜日の夜は国立で過ごしたいものである。 林栄一さんのアルトは進化し続けている。若干お疲れ気味であったが、その進化を実感した演奏であった。 音である…
最近の映画は長尺が多い。長い感動モノの映画は深く映画の中に入り込めてよいのだが、つまらない映画のくせにやたら長いものが多い。 2時間は当たり前、中には2時間半、3時間にもなる、迷作も多い。 その点、このは正味、1時間半の映画。退屈せずに済んだ映…
昨晩は、頭の痛くなるような訳の解からぬ、厚労省の大馬鹿!官僚どもとの生産性の全く無い論争にホトホト疲れ果て、国立にあるNO TRUNKSに松風鉱一sax4を聴きに行く。 あんな気分じゃとてもではないが、家には入れない。怒りが家庭で頂点に沸騰すれ…
新潟出張から帰ってきた。朝一で新潟へ行き、とんぼがえりで、六時には帰社すると言う日程であった。 ハードスケジュールと言うよりは、忙しくて、忙しくて…、と言うところである。 日本人は不思議な国民である。年末が近づくと、気が急くらしい。たかが月が…
jazz_hiroshi_classicさんから、バトンがまわってきました。 【】の中にまわした方が【指定】されたキーワードを入れて、それについて書くようにとのことです。私に課せられた課題は【FREE・JAZZ】でした。 では、 *最近思う【FREE・JAZZ】 聴き始めて、は…
日本に於ける万国博覧会の開催は、日本の悪しき伝統となるハコモノ行政の大いなる象徴であった。 1970年の大阪万博は戦後日本経済の復興の象徴となるべく、国家予算を湯水のごとく垂れ流し、全く中身の無い、空虚な箱を羅列した。 正に戦後日本の文化の空虚…
『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督がくらもちふさこ原作の少女漫画を映画化した作品である。 あいかわらず、カット割りの不安定さはあるものの、情景を切り取る鋭いカット挿入などで、普段は気づかない天然の美を表現する俊英振りを発揮している。 今…
人はワクワクしないと生きていけない。朝起きるとき、ワクワクすると気持ち良く、爽快に起きることが出来る。そして、爽快に電車に乗れる。 一日を爽快に元気に生きるためには、このワクワク感とワクワクする計画が必要だ。 ワクワクする計画が存在すれば、…
ムムム…、いや寝てしまった。イヤ、ホント、シマッタ! そうか、昨日は2時頃寝て、6時起きだったもんな~。仕方がないか、寝ても… でも、あまり映画を観てても,眠ったことはないもんなぁ~。しかし、映画館で寝るって気持ち良いもんだね…ホント。 森田芳光…
Gato Barbieri のコレクションのうち何枚かを紹介したい。 Gato Barbieri と言えば、日本では「ラスト・タンゴ・インパリ」かも知れない。 しかし、Gato Barbieri を聴いてきた私にとってはそんな評価だけでは、当然、不満である。 Gato Barbieri は1971年に…
映画の原作を先に読むか、それとも映画を先に観るか。 映画ファンにとっては極めて悩む問題である。 私は、この問題には悩まない。本は本。読書である。映画は別物であり、製作者と監督の主張と哲学を表現するものだ。 確かに原作が忠実に表現されている映画…
午後に、仕事で御茶ノ水へ行った。その帰りについつい、diskUNIONに寄って、またまた、ついつい、このCDを買ってしまった。 ちょうど、店ではpianoの渋谷毅さんがやはり、日本のJAZZの中古CDを物色中であった。 このアルバムは一昨日11月25…
今年も映画館でたくさん映画を観た。やはり、映画は映画館で観るのが一番! これが実感です。 5月以降で、鑑賞したものを挙げると「スパイダーマン」「パイレーツオブカビりアン」「眉山」「HERO」「グッド・シェパード」「オールウェーズⅡ」「てれすこ…
戦争は地獄である。そして戦地は屠畜場だ。 それ以外の形容など必要ない。 いくら、ITの世界席捲で何十km離れた地点から敵をピンポイントで手を汚さず、殲滅できようと、TV画像で実況中継がオンエアーされようと、その現場で起こっていることは、太古…
泡盛に嵌っている。そもそも、沖縄に行き始めたのが発端である。 沖縄に行き始めたきっかけには二つある。 ひとつは戦後日本を見直すきっかけにすること。沖縄を考えることによって戦争と国家、そして国家とは何かを考えること。 もうひとつは海老坂武さんの…
今日は「Speed and Space」(富樫雅彦4)、「WE NOW CREATE」(富樫雅彦4)、「コンサート・ニュー・ジャズ/山下洋輔トリオ」と続けざまに聴いていたのですが、泡盛「忠孝」の湯割をチビリチビリと遣りはじめたので、とりあえずは、もう少し… 泡盛の湯割に…
私は長編ものが好きである。 長編というより、もはや巨編であろうか。埴谷雄高の「死霊」野間宏の「青年の環」そして、現在は大西巨人の「神聖喜劇」を読んでいる。 小説を読むならその主人公の背に負ぶさって、その生き様を追体験する。追体験するというよ…
小林信彦さんの「人生は五十一から」シリーズを読み続けている。 「花と爆弾」からさかのぼり読み始めて、先日「最良の日 最悪の日」を読み終わった。残すは「人生は五十一から」のみである。 「最良の日 最悪の日」の中の「宍道湖の夕陽」('99/9/2)の章で…
ジャケ買いした訳ではありません。しかし、最近では、あまり手に入りそうもないので、写真だけアップ致します。 増田一郎さんと、もとTBMの藤井武先生が続けてきた音の追求の力作です。仕事はxrcd2マスタリング・エンジニア滝口さんです。 EASY WALKER / …
メロディアスにスイング。そしてブルージーで、やがてアーシーなJAZZ。「Sir Roland Hanna/Milano, Paris, New York finding John Lewis」です。 私はこのアルバムを聴くたびに、ほろ苦さを噛み締めている。 もっとたくさんのJAZZを聴かなくては、…
だいぶ寒くなってきました。朝晩の冷え込みも、ここ八王子は結構、キツイ! なにせ、都心より2~3度は温度差がある。暑いときはより暑く、寒いときにはより寒い。 寒い日の、休日にはちょっと泡盛のお湯割りでも飲みながら(お勧めは豊見城村・トミグスクソ…
8月の末に「ロンリーウーマン・ライヴ」のCDを購入し、高柳昌行さんのアルバムコレクションは一定の決まりがついた。 70年以降の録音盤は残すところ、戸谷重子さんや、今田勝さんと録音した「FINE AND MELLOW」(73.5.17)、同じく73.11月に録音された…
1972年4月29日の昼過ぎ、今は亡き、間章(あいだあきら)氏がプロデュースする、新潟現代音楽祭《自由空間》が開催された。 場所は新潟市体育館、聴衆は主催者発表で2,000人。 体育館のステージ前、最前列に陣取っていた私の読みでは、この発表はあくま…
ひとは、易々と感想を口に出す。 そのひとの、印象から述べられる感想や意見は、尊重されなければならない。しかし、偏見や誤解、無知や不勉強から表出されるものは、心して聴き、消化して反論しなければならない。 常に、偏見と誤解の中で、屈せず、呻吟し…
「BARNEY WILEN at The Club Saint-Germain」1959年録音:RCA クラブ「サンジェルマン」でのライヴ録音。最近では、見出しのタイトルで2005年にBMGから再発売されました。 バルネ・ウィランと言えば、マイルス・デイビスが音楽を担当したルイ・マル監督…
私は、JAZZを聴くときには、おカネと時間が許す限り、なるべく、そのアーティストのリーダーアルバムを全て聴くことにしている。(そんな事は不可能なので、あくまでも可能な限りではあるが…) 特に、JAZZに目覚めた、1960年代の後半から1970年代の…
ソニー・シャーロックは Pharoah Sanders「Tauhid」、Herbie Mannの「Memphis Underground」、Don Cherryは「Eternal Rhythm(永遠のリズム)」、Wayne Shorterの大傑作「Super Nova」、そして Miles Davisの「A Tribute to Jack Johnson」と、変転するJA…
昨晩は1時に寝つき、4時に起き、読みかけの本を読む。休みの日は、普段より時間が足りない。 7時過ぎに、双子の息子のうち一人と家人をサッカーに送っていき、帰ってきてから自分の時間の始まりである。 沖至トリオの「殺人教室」を聴く。 とにかく、時間は…
またまた、PHARAO SANDERS(ファラオ・サンダース)のアルバムで恐縮です。 今日は先ず、PHARAO SANDERSの初リーダーアルバム「PHARAO SANDERS QUINTET」である。 1964年9月にニューヨークで録音されたものであるが、コルトレーングループに参加する約…
病弱?のため、医者から暴飲暴食を固くストップされている私は、現在一月ほどで4㌔ほど減量をした。 しかし、お酒もタバコも止めずにいる。 なんの、自慢にもなりませんが、現在は、一日、泡盛を150ml(一合弱)飲んでいます。 泡盛は宮里酒造所さんの『…