2007-12-25 進化し続ける林栄一さん(金曜:国立NOTRUNKS)の夜 ジャズ・日本のジャズ #練習用 林栄一さんas、チンドン吉野(繁)さんas、チンドン、中尾勘二さんasのライヴを国立No Trunksで。 金曜日の夜は国立で過ごしたいものである。 林栄一さんのアルトは進化し続けている。若干お疲れ気味であったが、その進化を実感した演奏であった。 音である。哀愁漂うアルトの音。フリーの伝統を受継ぎ、後世に一歩づつ、託し、残していく音である。 オーネット・コールマン、アルバート・アイラーが継承してきた、音である。あるものは差別を、あるものは社会を、あるものは人生を糾弾し、唄ってきた音である。 フリーJAZZを背負うものは、JAZZの歴史を背負い込まなければならない。それが宿命である。 そして、自分の音楽と生活を背負い、演奏を続けるのだ。阿部薫や篠田昌已やCompostelaの分まで背負い込んでいるのかもしれない。 そして背負い込んで進化していく。JAZZの宿命である。 ライヴでは中尾勘二さんのssが聴けなかったことが残念である。ゴロスを叩き続けていました。もう少し、三人のあると・フリーバトルが聴きたかったな。