2007年度:マイベスト・アルバム「TSURU 鶴」(林栄一バンド)
謹賀新年、本年は良き年でありますように!皆様にも、私自身にも。
暫らくの間、ブログの更新をサボっていました。理由は忙しかったのと、パソコンが手元に無かったこと。
会社では、全く、ブログを開ける暇がありませんでした。
12月23日から一週間、熱海の伊豆山に滞在。会社には徒歩と快速・各駅停車を使い、新橋経由で赤坂見附へ。
伊豆山から熱海駅までは徒歩で25分~30分。帰りは海に浮かぶ満月を観ながら歩いた。
熱海駅始発の電車は天気が良かったせいもあり、良く眠れる。ウトウト感が気持ち良い。帰りも何とか座ることが出来たが、快速電車が走っていないのが痛い。しかし、帰りも終着駅なので安心して居眠りすることが出来た。
伊豆山では、余り本も読まず、テレビも見ず、ひたすら息子たちの勉強を家人と交代で看ていた。でも、ラジヲは良く聴きましたよ。
NHKFMの他はTBSが面白いです。自宅のマンションではAM放送が聴けないのが痛いです。TBS放送は昼から夜が面白い。
最近癖になり、車を運転中はよくAM放送を聴いている。
伊豆山でありがたいのはお風呂と伊豆山神社脇のさかなやの魚久さんのおさかなが食べれることである。安くて絶品である。
朝風呂は28日から正月の5日までとのことである。致し方ない。我慢するほかは無い。
元々の背景はアメリカにある。湯水のように原油を使い、自らの生活を一顧だにすることなく原油の支配のために戦争を起こす。アメリカは冬は熱過ぎでTシャツ一枚で暮らせる生活態度。夏は何所へ行っても冷やし過ぎで、重ね着なしでは居られない。
訳も解からず、ガソリンを撒き散らしながらブーブー走る車しかない。ここいらあたりの無駄な生活観と生活態度を直さない限り、原油高の根本問題は解決しない。
と、言っても日本も似たり寄ったり、物価が、知らぬ間にドンドン上がってもポカーンと口を開けてみているだけ。政治家や役人はそんなことはお構いもなし。一言も触れない。
そんな中で、日本の生活はドンドン疲弊し、崩壊の道を辿っている。
伊豆山温泉の商店街はもはや見る影も無く、町自身が朽ちかけている。熱海の駅前商店街も同じような有様である。
何処も同じ秋の夕暮れ、で地方も何所もかしこも朽ちかけているのである。
一昔前は物価が上がるというだけで恐怖感に苛まれ、政治や役人に非難が集中したものである。今の日本にはそのような気力も残っていない有様なのか?
今年はもっと大変なことになるぞ。到る所で声を上げていかなければならない。黙って朽ち果てるわけには行かない。
大晦日は近所の氏神様の当番で神社で「年越しソバ」を作って年を越した。準備は朝8時集合。本番は夜の八時スタート。気がつくと、いつの間にやら新年は開け、後片付けを済まして、自宅へ戻ると朝の4時。「いやはやなんとも」の年越しである。
しかし、考えてみれば4・5年前から年越しには何の興味も無い。子供たちはお年玉が嬉しいらしいし、「お笑い」のオンパレードなのでキャッキャキャッキャ騒いでいる。長女は年末が近づくとさっさと家人の実家の長野へ帰ってしまう。
北鎌倉は静かで良い。円覚寺は北条家所縁の名刹であるが、敷地が広く運動にはもってこいのアップダウンもふんだんにある。鳩サブレを駅前で買うのを忘れてしまった。このぶんでは鎌倉で金つばを買うのも難しいかも。
鎌倉駅前は相変わらず感じの悪い町である。情が無い町という感じがする。逗子はもっと情があったけどね。多分、私の偏見である。駅の中も、駅前もごった返していた。
岩戸まで渡り舟で渡り、そのまま岩殿見学の後は江ノ島で遊ぶ。ビールも飲む。富士山も美しい。
懐かしさと暖かさと、ほんの少しの猥雑さがある場所である。江ノ島駅前通にも似た風情があるので好きである。
江ノ島に一体、幾つの神社があるのだろうか。とりあえず観て周ったが私はとにかく無神なもので…。でも、神社やお寺は好きである。神やホトケはさぞかし迷惑だろう。
さてさて、昨年のマイ・ベストアルバムです。「林栄一バンド/鶴」です。理由はありません。ただ、一番ビビッドでした。林さんのみならず渡辺さん、小山さん他のメンバーの進化を続けるJAZZの断面の切り口が良くわかります。その意味では大変、プリミティヴなハートフルな演奏ということが出来るでしょう。とにかく気に入りました。
SHOOMY BANDのCD「reguiem」(地底レーベル)も大変気に入って迷ったのですがね…。
てな、訳で今年も宜しくお願いいたします。