那覇の夜はストレート・アヘッドなJAZZで更けてゆく~:香村英史グループ+2
火曜日、那覇は思ったより寒い~。寒いといっても東京より2~3℃高い21℃。
寒がりの私としては嬉しいのだが、汗をかくほどでもない。
喜作のご主人は大東島のご出身なので、大東寿司の草分けであり、メチャ美味しい。
観光客が気軽に寄れて、値段もリーズナブル。接客も気が利いていて明るくて楽しい店である。那覇に来ると必ず2~3回は訪れる店である。
☆味処 喜作:那覇市前島2-18-6:098-861-5501・美栄橋徒歩7分(少し迷うようなら、タクシーで前島のパチンコ・ジャンボのパーキングの前)
さて、喜作で腹ごしらえの後はやっぱり、JAZZだな。
国際通りのジャズライブ カムズ(JAZZ LIVE KAM'S)へ。この店は第二・四水曜日以外は毎晩ライヴを行なっている店である。
那覇特有の細長い小さなジャズバー。ジャズピアニストでオーナーである香村英史さん率いるKAM'S Bandが毎晩メンバーを変えて出演し、スタンダードジャズナンバーをメインに演奏している。
ライヴチャージは1,000円と格安。かむらさんは気さくで優しいオジサンである。
この日は、(Pf)香村英史 (B)ガンジー西垣 (Ds)島袋優 (G)城間巧介 (Sax)上 幸一郎 さんにALTSAXとTPが加わったメンバー。
ちょうどガンジー西垣さんの誕生日で、プラスのメンバーが集まったらしい。
しかし、始まる時間が不定なので少し注意が必要です。この日は9時40分過ぎに始まりなんと1時間半LP二枚分をノンストップのMC無しでぶっ通して演奏した。
ストレート・アヘッドな演奏である。いやはや、かむらさんのピアノ、元ブルーコーツの上(かみ)幸一郎さんのテナー、島袋さんのソリッドなドラム、城間さんのバーニーケッセルを1・5倍早回ししたようなギターテク。恐れ入りました。
沖縄のJAZZは侮れません。ハートフルである。根性が入っている。上手い!東京や大阪のJAZZメンも少し根性を入れるべきだ、と思わせる。
しかし、この晩のお客の数は6人でした。食べては行けないでしょうね。そんな辛い状況を胸に秘めながら那覇の夜はJAZZで更けていきました。