引き返す事のできない運命をSFで描いた映画『ジャンパー』、それにしても石原慎太郎は、小賢しいクソガキだ!
映画『ジャンパー』を観る。☆☆☆の星三つ。
ジャンパー達の苛酷な宿命はいかなる結末を招くのか?
てな、映画である。
東京でのシーンの数々は如何にも合成とわかる稚拙な部分もあるがビジュアル的には圧倒的な迫力を持っている。
抗えない宿命の中を泳いでゆくジャンパーたちとパラディンとの死闘は、第二作三作への予兆であろう。
しかし、引き返せない運命でもない新銀行東京問題はどのような結末を迎えるのか。
引き返す、ホンの少しの勇気も持ち合わせてはいまい。
2004年に石原の選挙公約の目玉として新銀行東京をぶち上げ、1000億円を東京都が出資した。4月にはBNPパリバ信託銀行を購入、その資産は65%が有価証券投資、残りの35%が貸出であったが、その貸出の10%が不良債権であった。
株主に名を連ねるNTT○○というシステム会社から過大なシステムを購入、そのシステムも大して機能しないままシステム投資の莫大な損失額が次々に累積赤字の山を築いてきた。
その、舌の根も乾かぬうちにとっとと、責任を旧経営陣に擦り付け逃げを打つ。
都知事になってからも、湾岸カジノ構想、出来るはずもないオリンピックの東京誘致などで、数々のブローカーで金儲けをし、今回などはパリバの証券を新銀行東京の証券に振替えるだけではなく、都民の資産と預金者の資産を証券やら投資などに振替えることによって何十にも交差するブローカー達にフィーを支払い儲けさせた。自らも多額の掠りを取っていたに違いない。
BNPパリバ信託銀行という襤褸銀行を買収するときに一体いくらのカネが動き、証券を付け替えるときに一体いくらのブローカーフィーが消えたのか。
NTT○○からは過大なシステム投資のバックフィーはいくら在って何処に流れたのか。
NTT○○からは過大なシステム投資のバックフィーはいくら在って何処に流れたのか。
はっきりさせなければならない。
先月、大手のパチンコ会社の人間から「業界では、石原都知事の東京はオリンピックの次は湾岸カジノだ、という噂が流れている」と聞いた。
「歌舞伎町を親子で歩ける街に」という、本末転倒、へんてこりんの規制といい、本当に石原慎太郎は懲りない小賢しいクソガキである。