ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

引き返す事のできない運命をSFで描いた映画『ジャンパー』、それにしても石原慎太郎は、小賢しいクソガキだ!

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 映画『ジャンパー』を観る。☆☆☆の星三つ。

 知らぬうちにテレポートする術を持ってしまったデトロイトのデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は移民銀行にテレポートし、大金を掴み家から出奔し、世界各地をテレポートして周る。

 八年が過ぎ、かつてのガールフレンド、ミリー(レイチェル・ビルソン)との再会を果たした頃から、見知らぬ者達から追跡されることになる。

 その見知らぬ者達こそ、銀髪の黒人ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)を首領とする、“ジャンパー”を悪とみなし、彼らの抹殺を使命とする組織、“パラディン”である。

 パラディンとデヴィッド、そしてもう一人の“ジャンパー”グリフィン(ジェイミー・ベル)との壮絶な死闘が始まる。

 “ジャンパー”とは何か、“パラディン”とは何か、そして鍵を握るデヴィッド五歳のときに失踪した母メアリー(ダイアン・レイン)の秘密。

 ジャンパー達の苛酷な宿命はいかなる結末を招くのか?

 てな、映画である。

 ジャンパーとパラディンとの死闘は見応えがある。VFXを駆使した世界を股に駆け、イマジネーションで次々と瞬時に空間を切り裂き開いていくグラフィックワークは息を呑む。

 東京でのシーンの数々は如何にも合成とわかる稚拙な部分もあるがビジュアル的には圧倒的な迫力を持っている。


 抗えない宿命の中を泳いでゆくジャンパーたちとパラディンとの死闘は、第二作三作への予兆であろう。

 しかし、引き返せない運命でもない新銀行東京問題はどのような結末を迎えるのか。

 「東京都が400億円を追加出資しなければ、新銀行東京を整理に1000億円掛かる。だから追加出資が是非とも必要だ!」と厚顔無恥にも嘯く石原慎太郎東京都知事

 引き返す、ホンの少しの勇気も持ち合わせてはいまい。

 2004年に石原の選挙公約の目玉として新銀行東京をぶち上げ、1000億円を東京都が出資した。4月にはBNPパリバ信託銀行を購入、その資産は65%が有価証券投資、残りの35%が貸出であったが、その貸出の10%が不良債権であった。

 株主に名を連ねるNTT○○というシステム会社から過大なシステムを購入、そのシステムも大して機能しないままシステム投資の莫大な損失額が次々に累積赤字の山を築いてきた。

 そもそも、1000億円のカネで始めた大手の自転車操業サラ金会社であったのだ。そんな会社が成功する筈もなく、前回の都知事選挙の際には、「2年後を観ていてくれ」と大見得を切った。

 その、舌の根も乾かぬうちにとっとと、責任を旧経営陣に擦り付け逃げを打つ。

 思想とはそれぞれの人と個人が生き、そして生活をしていくために考える事、行動の基本と礎になるべき一切のことである。思想を持たない政治屋都知事にした都民も責任がある。

 石原などは「太陽の季節」で当の大昔に終わっていた。思想なきものに文学など出来るはずもなく、飯の種にしたのが政治であったのは、売国奴に生活を預けたも一緒である。

 都知事になってからも、湾岸カジノ構想、出来るはずもないオリンピックの東京誘致などで、数々のブローカーで金儲けをし、今回などはパリバの証券を新銀行東京の証券に振替えるだけではなく、都民の資産と預金者の資産を証券やら投資などに振替えることによって何十にも交差するブローカー達にフィーを支払い儲けさせた。自らも多額の掠りを取っていたに違いない。

 BNPパリバ信託銀行という襤褸銀行を買収するときに一体いくらのカネが動き、証券を付け替えるときに一体いくらのブローカーフィーが消えたのか。
 
 NTT○○からは過大なシステム投資のバックフィーはいくら在って何処に流れたのか。

 はっきりさせなければならない。

 先月、大手のパチンコ会社の人間から「業界では、石原都知事の東京はオリンピックの次は湾岸カジノだ、という噂が流れている」と聞いた。

 「歌舞伎町を親子で歩ける街に」という、本末転倒、へんてこりんの規制といい、本当に石原慎太郎は懲りない小賢しいクソガキである。