ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

庶民の心と全く別世界に住む、麻生太郎:読売日本交響楽団507回名曲シリーズを聴く!

イメージ 1

 忙しいと心が鈍化する。感性が鈍るのだ。

 何事にも感じなくなり、怒りも起こらない。感性の枝をポキリと折られてしまっている。

 この間、全くそんな状態である。興味と関心が逸らされて、感性を失う。

 芸術、音楽のみならず、最も関心を持たなければならない政治にしてからがそうだ。

 麻生太郎、迂闊だった。こんな男が総理大臣になろうとは…

 日本人は疲労している。そして疲弊している。感性が鈍磨されているに違いない。

 今朝の国会論戦は酷かった。7日午前の衆院予算委員会の事である。

 麻生太郎は、衆院解散・総選挙の争点について「民主党との間に、国際貢献などのきちんとした争点を設定した上で、どちらが政権担当能力があるか明らかにすることが必要だ」と述べた。

 首相が総選挙の争点に具体的に言及したのは初めてであるが、余りにも国民感情を蔑ろにしている。

 自民党は平成20年度補正予算案の衆院通過を前提に、9日の衆院本会議で、インド洋での海上自衛隊による補給活動を1年間延長するための新テロ対策特別措置法改正案の審議に入りたい。

 麻生太郎は、民主党が反対する同改正案の成立に積極的な姿勢を示し、国民に違いをアピールするのが狙いだそうだ。

 もっとする事があるだろう。もしかして今年一杯はサミット議長国ではなかったのか?

 現在、アメリカ発の未曾有の経済危機が迫りつつあるとき、なんと脳天気な男か…?!

 開いた口が塞がらないとはこの事だ。

 即刻、解散するべきである。

 麻生太郎は解散の時期について、民主党菅直人代表代行の質問に「確たる日にちを決めているわけではない。十分に考えた上で決断する」と述べている。

 おまえに充分考える余裕も無ければ、アタマも無いのだ。怒りである。

 そんな状態であるが、昨晩は読売日本交響楽団 2008年度下期・第154回東京芸術劇場名曲シリーズ:に行ってきた。

指揮:ヴィクトーア・ エマニュエル・フォン・ モンテトン
ピアノ:高橋礼恵

ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルザーク交響曲第8番

 というプログラムであったが、演奏中、あらぬ事を考えていたのである。あらぬ事とは冒頭のような話である。

 しかし、天から降ってくる光の束のような演奏の中で、ハーモニーの洪水に抗いつつ、ものを考えるのは本当に気持ちのよいものである。

 やはり、秋の夜長の至福のときであった。