庶民の心と全く別世界に住む、麻生太郎:読売日本交響楽団507回名曲シリーズを聴く!
忙しいと心が鈍化する。感性が鈍るのだ。
何事にも感じなくなり、怒りも起こらない。感性の枝をポキリと折られてしまっている。
この間、全くそんな状態である。興味と関心が逸らされて、感性を失う。
芸術、音楽のみならず、最も関心を持たなければならない政治にしてからがそうだ。
麻生太郎、迂闊だった。こんな男が総理大臣になろうとは…
日本人は疲労している。そして疲弊している。感性が鈍磨されているに違いない。
首相が総選挙の争点に具体的に言及したのは初めてであるが、余りにも国民感情を蔑ろにしている。
もっとする事があるだろう。もしかして今年一杯はサミット議長国ではなかったのか?
現在、アメリカ発の未曾有の経済危機が迫りつつあるとき、なんと脳天気な男か…?!
開いた口が塞がらないとはこの事だ。
即刻、解散するべきである。
おまえに充分考える余裕も無ければ、アタマも無いのだ。怒りである。
指揮:ヴィクトーア・ エマニュエル・フォン・ モンテトン
ピアノ:高橋礼恵
ピアノ:高橋礼恵
というプログラムであったが、演奏中、あらぬ事を考えていたのである。あらぬ事とは冒頭のような話である。
しかし、天から降ってくる光の束のような演奏の中で、ハーモニーの洪水に抗いつつ、ものを考えるのは本当に気持ちのよいものである。
やはり、秋の夜長の至福のときであった。