ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

辛くなったときは、「人生に意味なんてありません…(ひろさちや)」

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 辛くなったときのお薬を紹介いたします。『「狂い」のすすめ(ひろさちや集英社新書』。とにかく辛くなった時には読んでください。損はしません。生きることが辛くなった時のお薬です。何か、人生がつまらない時のお薬です。薬ですので、かなり、効きますよ。
 私は決してすべて、ひろ氏の意見に賛成ではありません。虚無主義には外部から隙を突かれる、傷があると思っていますし、神秘主義に付け込まれる裂け目も持っています。もう少し、生きる科学に純粋でありたいと思います。
 また、脳機能学にも造詣があればとも思います。
 しかし、良く効く「お薬」であることは間違いありませんし、一概にスキゾすることを現在の風潮のようにすすめているわけでもありません。その点はすばらしいと思います。
 また、「すべては脳からはじまる」(茂木健一郎)も参考になるかもしれません。内容は至って硬派です。現代の哲学の貧困、政治の貧困、経済運営の貧困さを指摘しています。かれの著作のなかでは快著と言えるかもしれません。
 ただ、私にとっては「死に方のコツ」「続死に方のコツ」(高柳和江)飛鳥新社が過去・現在の一番の「特効薬」です。親しい人たちの死、死そのものの存在を考えるときの指南書です。当然、小林秀雄柳田国男折口信夫とはそもそもカテゴリーが違うので、比較はしませんが、いつも手元に置いておく本です。

 高柳和江(写真)職歴・経歴
1977年、徳島大学大学院医学部医学博士課程(第1外科学)終了。同年、クウェート国立サバー病院小児科シニアレジデントに就任。1979年から、同病院のコンサルタントを担当する。その後、1980年から7年間、クウェート国立イブンシナ病院小児外科コンサルタントを務める。延べ、10年間にわたるクウェート勤務の後、帰国。1987年、医療法人亀田総合病院小児外科医長、順天堂大学小児外科非常勤講師を務める。1990年、亀田総合病院病院長補佐に就任。1992年、アイオワ大学医学部大学院医療管理学講座特別聴講生を経て、同大学付属病院病院長付き研究員を務める。同年、日本医科大学医療管理学教室助教授に就任する。文京学院大学客員教授

●著書
『死に方のコツ』『医療の質・患者満足度調査』『続・死に方のコツ』『医者に上手にかかる法』『患者による医療』『かしこい患者学』『元気な病人になる法』『癒しの国のアリス』「パッチアダムス・いま、みんなに伝えたいこと』など多数。