ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

ウチナー紀行7:昼食は八重山料理 譚亭(やえやまりょうり たんてい)で…

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 10月11日(日)は友人と識名園に行く。

 那覇は台風の影響も少なくなり、散策日和である。そうは言っても、石垣や与那国島などは大変な思いをしているに違いない。

 停電もあったらしい。

 識名園は何度も沖縄に行っているのだが、今回が初めてである。那覇からは自転車ですぐにいけるのだが、モノレールの駅からは少し遠い。かといって、タクシーで行くのも観光ガイド付でなければ憚られる距離という、場所である。

 今回は友人の車なので楽である。

 識名園はシチナヌウドゥンと呼ぶが、琉球王家最大の別邸で世界遺産に指定されている。18世紀の終わりごろにつくられた「回遊式庭園」であり、近世の日本の諸大名が好んでつくるようになった造園形式である。

 しかし、ここ識名園は和と琉球色が微妙にマッチングしているのが解かる。

 コラボレーションである。

 ジャングルのような熱帯植物が配置され自然と水。おおきな池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂、アーチ橋などが配されて南国にある別天地の様相を現している。

 なかなかの場所と風景であり、那覇に来たら、訪れるべき場所であろう。

 天気も幸いし、格好の散策日和であり、散策場所となった。名勝である。

 さて、お昼は首里の池端の譚亭(性格にはさんずいの譚である)で、と思い電話すると、赤平町に移ったとの事。かつては龍譚池(これも正しくはさんずいです)のまえにあったのに。

 教えられた場所は、車だったので実は大分迷ってしまったが、首里城から結構離れた虎頭山という小高い山の麓に会った。モノレールなら儀保駅の近くになるが歩きならモノレールに沿った上り坂がきついので、首里駅からモノレールに沿って、下るのが良い。駅から下ればモノレールの基柱番号55番のライオンズマンション横を右折すればよい。

 儀保駅からならば、左折である。

 小高い山の中腹辺りに西斜面を利用した普通のお宅である。
 
 譚亭の宮城夫婦はなかなか、心優しいご夫婦である。お話をお聞きすると、道路拡張に掛り、このご自宅に引っ越したとの事。ご夫婦は先程のライオンズマンション汀良に移られたそうだ。

 テラスからは首里城と傍の上空を走るモノレールを眺めることができ、夜は首里城がライトアップされるので、過去と現代がマッチングした不思議で幻想的な情景が展開されるという。

 昼間見ても十分、嬉しい不思議で美しい空間である。また、那覇空港の飛行機の離発着が良く見えるのも素晴らしい。

 食事は3150円の八重山懐石を注文した。自然の素材を生かし、非常に手の込んだ味付けの薬膳料理である。

 野菜を主体とした素晴らしい料理である。野菜がこんなに美味しいとは、とハッとさせられる数々の料理が並ぶ。

 「次回も必ずお邪魔しなければ!」と思う味である。所謂、病み付きになるお料理であった。
 
 お部屋の中はもちろん禁煙であるが、天気の良い日には当然、テラス(ベランダ?)で食事をすることができ、タバコも自由に吸うことができる。

 実に嬉しい!ご主人とお話しながら、二人でタバコを燻らせた。タバコ好きなのだそうだ。

 これも実に嬉しい。

 機会があれば、訪れてみて欲しい。ただ、月曜日は定休日なので注意が必要なのと、電話予約がマナーである。