ウチナー紀行:4 台風の合間をぬって、壺屋(ヤチムン)通りを散策…
10月5日、カフェで食事の後、天気が落ち着いていたので、壺屋(ヤチムン)通り(写真)を散策する。
那覇に行った際には、必ず立ち寄ることにしている。登り窯にも会いたい。
本当は、読谷村まで、足を伸ばしたいのだが、レンタカーを借りなければならないので、なかなか思うようにはならない。
しかし、壺屋(ヤチムン)通りにも、良いものは沢山ある。大体バーゲン品の中から2~3枚を選んで買って帰るのが楽しみでもある。
今回は三日月形の中皿、刺身や浅漬けを盛り付けるのに具合のよさそうな読谷焼きを2枚購入。
1600円が1200円であったので、締めて2400円。良い買い物だ。
読谷焼きはターコイズブルーの焼き色が特徴だ。所謂、碧い海の色である。
さて、今晩は何をしようか。飲みに行くというのも、今日は無しである。
ふと、金曜日であることを思い出し、県立郷土劇場に行くことにする。ここならばホテルから歩いて4・5分の便利なところにある。
毎週金曜日は午後7時から「沖縄県かりゆし芸能公演」をやっている。
入場料は通常2500円だが、モノレールの1~3日券を持っていると、1600円と格安で観劇することが出来る。かなりの「お得」である。
ホテルで演目を調べてもらうと、琉舞で「宗家眞境名本流眞薫会(そうけまじきなほんりゅうしんくんかい)~御伽しゃびら(うとぅじしゃびら)~」との事。
1952年設立された歴史ある流派の琉舞を堪能することが出来た。
終了したのは午後9時。さて、夕食は…、と考え、ホテル前の喫茶店で済ますことにした。
喫茶店の名前は「プロフィール」。喉が渇いて、夕方にアイスコーヒーをここで飲んだばかりだ。
夕食はさば煮定食と泡盛「菊の露」一合。今年は沖縄はさばの大漁だったとの事。脂が乗っていて美味であった。