ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

日蝕の跡の雨上がりの涙~In Parole Povere [Import] [from US] Joe Barbieri

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 最近、日蝕のせいか!?、ポテンシャルが下がりっぱなしでブログの更新が全く出来ませんでした。しかし、寄りにもよって日蝕のせいにするとはね~

 ヤキが廻っています。

 ポテンシャルが下がると失語症になってしまいます。

 別に、夏バテでもないのですが、実にここのところ忘れっぽくなってしまい…。

 まあ歳のせいで、忘れっぽくなってきたのは仕方ないのでしょうが。言葉も続きません。

 ですから、今更の46年前の皆既日蝕、1963年7月21日の早朝のことなど覚えているわけもありません。

 当時は8歳。丁度、新潟地震東京オリンピックの前年ですね。

 次回は2035年9月2日の北陸・北関東などで見られる皆既日蝕なんだそうですが…。

 うまくいけば80歳になっているわけです。しかし、昨日の辺りが突然真っ暗になる様子やインドのバラナシの皆既日蝕の様子などをみると、自然に畏怖の念を抱くことが大変素晴らしいことに思えます。

 たかが自然現象というなかれ、驚異的・圧倒的な自然の姿態の前では人間は思わず涙を溢すものなのでしょう。

 そのようなピュアさは維持し続けたいと思います。また、自然と人間の間に謙虚さがなければ歴史のバランスは取れないに違いありません。

 さて、涙と言えばこのアルバムです。

 雨上がりの涙、男の涙、梅雨晴れの涙、愛人との惜別の涙、そして生暖かい風が吹き、小降りの雨にスッと気温が醒めていく涙。

 そうボサノヴァの涙です。

 この季節に聴くには最高のアルバムです。推奨モノです。

 これは全くジャズ作品ではありません。

 しかし、あまりの内容の良さに惚れ込んで、ご紹介します。

 Joe Barbieri はレーベルはイタリアですが、歌詞は全て完璧なポルトガル語というナゾのギター弾き語りボッサノヴァ・シンガーです。

 世間には、なかなか居そうで居ない、ジョアン・ジルベルトのような少々鼻にかかった甘くフレーヴァーなため息の出そうな唄声。

 すすり泣くような歌声と語りです。

 晴れた日の午後にでも聴いたら、もうアンニュイ~。これをスローライフ・ミュージックとかロハス・ミュージックとか言うのでしょうかね?ツマランコトヲ、勝手なことを言ってしまいました。多分違いますでしょう。

 必ず嵌りますよ。最近毎晩のように寝る前に聴いているアルバムです。


1. In Questo Preciso Momento
2. Leggera
3. E Gi Sabato
4. Stella di Prima Grandezza
5. Pura Ambra
6. Sia
7. Sono una Grondaia
8. Microcosmo
9. Io Che Amo Solo Te
10. In una Stanca Indifferenza
11. Nuda Verit