ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

酒と煙草を即刻やめよ!「田舎暮らしに殺されない法/丸山健二著」

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 贋・「この野郎!キラーチューンだな・・」をお休みして、本の紹介です。

 田舎暮らしに殺されない法(朝日新聞出版)1365円は丸山健二氏の2008年の大傑作です。

 丸山健二氏は現在、長野県安曇野に住む孤高の作家です。孤高とは私の勝手な解釈ですが、「自律と自立の人」という意味です。

 丸山氏については「独善的で無謀なる者」という評価もあれば、ただただ「打ちのめされてしまう」という私のような評価の二つに分かれてしまうでしょう。もあるだろう。

 丸山氏曰く「少女趣味的文学愛好家」など、はなから相手にしていないので、読まれる絶対数も少なく、目に付くことも少ないのでしょう。

 丸山氏は、我々や我々世代の少し上、所謂「団塊世代」の偽善と独善、スキゾと甘え癖を鋭く抉り、告発します。

 この「田舎暮らしに殺されない法」の目次を見てください。

 ・その前に、「自立」しているかを問え ・確固たる「目的」を持て

 ・「自然が美しい」とは「生活環境が厳しい」と同義である
 
 ・年齢と体力を正確に把握せよ 

 ・「田舎暮らし」を考えるなら、まず酒と煙草をやめよ
 
 ・「孤独」と闘う決意を持て ・「妄想」が消えてから「現実」は始まる

 ・田舎は「犯罪」の巣窟である ・田舎に「プライバシー」は存在しない

 ・「付き合わずに嫌われる」ほうが底が浅く、「付き合ってから嫌われる」 ほうが数倍も根が深い 

 ・「第二の人生」について冷静に考えよ ・「老後の現実」を直視せよ 

 ・あなたを本当に救えるのは、あなた自身である

 さて、眺めてください。全て真実ではないでしょうか。丸山健二は本音しか喋らない作家です。

 酒を糾弾し、次のように語ります。

 :「酒は薬ではなく毒です。酒は味方ではなく敵です。

  酒は、理性と知性を麻痺させ、健康を蝕み、人を人でなくさせてしまう、 麻薬と同等の異常な液体です。」

  誤解を恐れずに言えば…この本の内容は全て正しいです。



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