酒と煙草を即刻やめよ!「田舎暮らしに殺されない法/丸山健二著」
贋・「この野郎!キラーチューンだな・・」をお休みして、本の紹介です。
丸山氏については「独善的で無謀なる者」という評価もあれば、ただただ「打ちのめされてしまう」という私のような評価の二つに分かれてしまうでしょう。もあるだろう。
丸山氏曰く「少女趣味的文学愛好家」など、はなから相手にしていないので、読まれる絶対数も少なく、目に付くことも少ないのでしょう。
丸山氏は、我々や我々世代の少し上、所謂「団塊世代」の偽善と独善、スキゾと甘え癖を鋭く抉り、告発します。
この「田舎暮らしに殺されない法」の目次を見てください。
・その前に、「自立」しているかを問え ・確固たる「目的」を持て
・「自然が美しい」とは「生活環境が厳しい」と同義である
・年齢と体力を正確に把握せよ
・年齢と体力を正確に把握せよ
・「田舎暮らし」を考えるなら、まず酒と煙草をやめよ
・「孤独」と闘う決意を持て ・「妄想」が消えてから「現実」は始まる
・「孤独」と闘う決意を持て ・「妄想」が消えてから「現実」は始まる
・田舎は「犯罪」の巣窟である ・田舎に「プライバシー」は存在しない
・「付き合わずに嫌われる」ほうが底が浅く、「付き合ってから嫌われる」 ほうが数倍も根が深い
・「第二の人生」について冷静に考えよ ・「老後の現実」を直視せよ
・あなたを本当に救えるのは、あなた自身である
さて、眺めてください。全て真実ではないでしょうか。丸山健二は本音しか喋らない作家です。
酒を糾弾し、次のように語ります。
:「酒は薬ではなく毒です。酒は味方ではなく敵です。
酒は、理性と知性を麻痺させ、健康を蝕み、人を人でなくさせてしまう、 麻薬と同等の異常な液体です。」
誤解を恐れずに言えば…この本の内容は全て正しいです。
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