ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

「サハリンの灯は消えず/ザ・ジェノバ」ミノルフォン・レコードが贈る、シベリヤサウンドというより北方領土返還GS:贋・「この野郎!キラーチューンだな・・」 6

http://www.youtube.com/embed/jAHTNioDZqo
サハリンの灯は消えず・・・ザ・ジェノバ



 ジェノバは、もともと青春歌謡を志向し、昭和41年には「骨まで愛して」で弟・城卓矢をスターダムに押し上げた北原じゅんの弟子たちがGSブームに合わせて作ったバンドです。

 当時の「英米一辺倒の和製ポップスの流れと軟弱なる中性化に対抗するため、古くから日本人に親しまれていたロシア民謡を取り入れ、硬派で男らしさを強調する」べく、でっちあげられました。

 折りしも日本は明治百年ブーム。このブームに北方領土返還の主張を一気に上げ潮にもって行きたいと考えたのです。

 その精神は曰くは当時の反骨です。ちなみにバンドの名前は骨太の響きがある、何故かイタリアの都市名です。ここら辺は誠にアンバランス。

 当初は水戸浩二のバックバンドとして42年の末に水戸浩二の「君さえいれば」のバックを勤め翌年2月怪曲「サハリンの灯は消えず」でクラウンからデビューします。

 そしてこの年、クラウンレコードは社名をミノルフォン株式会社に改め、演歌の大御所遠藤実氏を社長に据えレコード販売部門を設立したのでした。


:「サハリンの灯は消えず」・昭和43年(1968)2月10日発売:若木香/作詞:北原じゅん/作曲
 サハリンの灯は いまなお消えず
 俺の心に 赤く燃える
 なつかしき山 姿もかすみ
 海峡の風 白く凍る

 北国の夏は 恋に似てみじかい命
 くれなずむ浜辺フレップは淋しく赤く
 サハリンの灯を恋して咲いて
 ふるさとに捨てた 俺を泣かす


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