ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

泳ぐ!!:Shiro Sadamura&Uplinkers /METAMORPHOSIS

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 今朝は日曜でしたが、五時に起きました。

 昨夜は二合ほど酒を飲んだのですが起床に影響はなかったようです。それはともかく、菊正宗の前に飲んだ一杯のラフロイグが効きました。

 やはり48度のロックは肝臓に響きます。

 起きて、朝刊を読み、ANAの機内誌「翼の大国」に連載中の吉田修一の「あの空の下で」の単行本を読んだりしているうちに少し眠くなりましたが、今日は少し身体を動かさなければいけません。

 録画してあった:新日曜美術館「ニシムイ・沖縄・知られざる美術館」を観ました。

 ニシムイとは北杜と書き、那覇市首里、現在の儀保の辺りにあった小さな美術村のことです。

 沖縄を占領したアメリカ軍の支援のもとに1948年に安谷屋正義(あだにやまさよし1921-1967)、玉那覇正吉(たまなはせいきち1918-1984)、安次嶺金正(あしみねかねまさ1916-1998)といった、のちに沖縄を代表する画家たちを中心に誕生しました。

 彼らは、アトリエ兼自宅の小屋で、アメリカ兵相手に何枚も何枚も絵を画き絵を売って暮らしたそうです。

 しかし、その何百枚という絵の殆どがアメリカに持ち帰られ、どのような作品が生まれ、どのような芸術活動が繰り広げられていたのかは、これまでほとんど語られてきませんでした。

 ニシムイの絵は、あくまでアメリカ兵の“土産物”レベルとされてきたかららしいのですが…。

 番組では知られざるニシムイの歴史や沖縄の歴史と現実を必死に絵画の中に刻みつけた沖縄の芸術家達の姿が浮き彫りにされます…

 さて、10時に図書館へ行きそのまま、近頃ご無沙汰であったジムに行きました。

 30分間の水中歩行それに今日は30分間のクロールです。

 ここ最近の運動不足の状態を考えれば、これぐらいが丁度良いでしょう。

 水中歩行も20分くらいから汗が出てきます。

 クロールも20分を過ぎると、脳内ドパーミンの効果でスイミング・ハイの状態になってきます。

 ランニング・ハイ、クライミング・ハイと同じようなものですね。

 クロールはやっていて本当に気持ちの良い泳ぎです。ランニングより数倍楽に楽しく出来ます。

 クロールのコツは、ブレスに気を回さない事につきます。大抵は息継ぎが苦手でクロールが苦手な人が多いのです。

 クロールの場合、極端に言えば息継ぎなどする必要はありません。そもそも、人間は水中では呼吸できないのですから。イルカも水中では呼吸できません。

 人間を辞めてイルカになったつもりでゆっくり泳ぐと良いでしょう。

 私ですら25mをノーブレス、ワン・ブレスでも充分です。

 息継ぎをしなければ…という意識が苦しくさせ苦手にします。

 泳ぎの呼吸は「口から吸って、鼻から吐く」、「空気を吸うのではなく、口から肺に残った空気を吐く」「肺に空気を溜めない」この三つです。

 泳いでいるうちに水との一体感が出てきます。そうなればしめたものどんどん気持ちが良くなります。

 しかし、余り泳ぎすぎると肺が痛くなるので要注意です。

 と言う訳で、(どんな訳だ…)アルバムはShiro Sadamura&Uplinkers のMETAMORPHOSISです。

 このアルバムもDJ みんしるが紹介していたものです。

 定村史朗はニューヨーク在住23年の大ベテランで、'89年にグラミー賞に・ノミネートされたエディ・パルミエリの傑作『スエニョ』でソロ・フィーチャーされ一躍注目を受けた日本人ヴァイオリン奏者です。

 ゲスト・アーティストにRON CARTER(B)、EDDIE PALMIERI(P)、MILTON CARDONA (Perc)、MATT GLASER(Ac.Violin)というそうそうたるメンバーを迎え、大いにリズミカル且つフリースタイルの中にも、大きな音楽的自然の包容力を秘めた演奏を行っています。

 東京やニューヨークといったハイパー都市の交差する交通網・道路網のように複雑に絡み合い、交錯する楽器音とパーカッシブなフェンダーローズが描き出す都会の絵画といっても良いでしょう。

 70数分はチト長いですが、当時のニューヨークJAZZシーンの最前線を疾走するジャズは緻密で都市と音楽的自然のコラボレーションとして官能的ですらあります。

 曰く、美しき輝き響くインプロビゼーション・セッションには、歴史と緊張感のなかに現実に滴り落ちる美があります。

 クロスオーヴァーJAZZとしての官能は、広いミュージック・シーンというカンヴァスに描かれたハイパー都市をクロールで泳ぎ廻ることに在るのでしょうか。


:「METAMORPHOSIS メタモルフォシス」 SHIRO SADAMURA & UPLINKERS・2005年4月24日

(収録曲)
 1. RHYTHM
 2. UPLINKERS
 3. HARU
 4. ADORACION with Eddie Palmieri
 5. TRUE LOVE ENCODED part 1
 6. LIFE CYCLES with Matt Glaser
 7. HOPE 6/8
 8. A BLUE IN BLACK with Ron Cater
 9. TRUE LOVE ENCODED part 2

参加アーティスト
SHIRO SADAMURA(El& Ac.Violin)、KIRK DOUGLAS (El.G)、ETIENNE STADWIJK (Kb)、 TIM LEFEBVRE (B)、VIC BAROCAS (Ds)、THIERRY ARPINO (Ds)、SERGIO CARDONA(Cowbell)、 RAY GALLON (P) 、UGONNA OKEGWO (Ac.B)、 ROBIN MACATANGAY (El.G)

ゲスト・アーティスト
RON CARTER(B)、EDDIE PALMIERI(P)、MILTON CARDONA (Perc)、MATT GLASER(Ac.Violin)


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