やっぱり、読響は良いですね~。狂詩曲のオンパレード!!絶妙なる井上道義さんのパフォーマンスとのコラボレーション!!
涼しい日が続きます~
夏の終わりに相応しい、祭り感覚溢れた、狂騒と協奏、狂走のオンパレードといったところでしょうか。
残暑の疲れも吹っ飛ぶ楽しい演奏会です。
伊福部 昭さんの日本狂詩曲に始まり、
・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
・エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
・ディーリアス:ブリッグの定期市~イギリス狂詩曲
・ラヴェル:スペイン狂詩曲 と続きました。
・リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
・エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
・ディーリアス:ブリッグの定期市~イギリス狂詩曲
・ラヴェル:スペイン狂詩曲 と続きました。
とりわけ、日本狂詩曲は伊福部さん21歳の作品なのですが、ありきたりの日本の土俗性や民俗感とは一線を凛として隔した、地方と田舎をモチーフにした作品でした。
他の4曲のモチーフも、地方地域の明け方から夕刻までの一日をテーマに据えた、演奏に仕上がっていたと思います。
ラブソディー・イン・ブルーというより、パストラルという感じでした。
思わず、眼を瞑りたくなります。
いやはや、日本狂詩曲の演奏には驚きました。
日本の作品をはじめとする、現代音楽を演奏させたら読響はいつもながらの、お聴き得です。
「やっぱ、読響はいいわあ~」と言う感じですね。
それに、カスタネット、トライアングル、タンバリン、特に、スペイン狂詩曲最後の銅鑼のたった一発の響き~。
夏の終わりを告げていただきました。
藤原浜雄さんと清滝徹さんは怪しき弦の揺らめいた響きを聴かせてくれました。
あと、一戸敦さんのフルートソロ、良かったですね。LA/2-14の席からまじまじと見つめ下ろしてしまいました。
井上道義さんのクネクネした、指揮は演奏者と聴取者を無性に挑発します。
挑発のマエストロですかね。
情と感性を身体に込めて指揮する、と言う言葉で如何でしょうか。またまた、何度でも聴きに行きたくなります。
さて、三ヶ月遅れで、読響シーズン会員の特典CDを貰ってきました。
楽しみにしています。