夏~驟雨…、そして彷徨
夏の日は、雨に限る。
驟雨とくれば山本邦山の「銀界」であるが、今日は「エスターチ」(キャスパー・ヴィヨーム・トリオ)をかける。
夏の雨の日は、寝転がって、JAZZを鳴らし、本でも読む。眠くなったらウトウトすれば良い。
猛暑の夏を遣り過す秘訣は、風呂と酒である。
風呂と酒といっても、徘徊老人ではないのだから、家風呂、近所酒というわけには往かない。
会社の帰りに、駅前のジムに寄り、風呂だけ入る。ジャグジーに浸かり、時にはサウナで汗を出す。
その後は、駅前の居酒屋で一杯やる。
その点、私の住居は便利が良い。
駅前から11分(80m×11分)。駅前には手ごろな居酒屋、一杯飲み屋が多い。
近頃では「炒屋(いためや)」という、ばかに美味い、中華の居酒屋に通っている。炒め物が自慢である。それに生ビールと瓶だし紹興酒がばかに美味い。
近頃の居酒屋は、実は安くても生ビールが不味いところが多いのである。
安くて、相当に美味い。火力が強く、ちょっと自慢できる味である。
明日の晩にでも、また寄ろう。借りた傘を返さにゃならんし…。良い理由が出来たものだ。
考えてみたら、結婚して、府中の「競馬場前」駅近くに住んでいる夏には、良く、場外の居酒屋を彷徨していたものである。
たまたま、家人がサービス業のため、土日は休みではなかったので、土日は朝から晩まで、飲みながら往ったり来たりしたものだ。
娘が乳母車からよちよち歩きのときにも、性懲りも無く通ったものだ。
それで、真夏の猛暑を遣り過したものである。
来年は、横浜の野毛あたりを徘徊しながら、猛暑を遣り過すことにしようか
な。
な。