Sunshine/An Even Break (Never Give a Sucker):清清しくも潔きフリーJAZZ界のSUNNY MURRAY
涼しい日が続いています。しかし、オリンピックは兎も角も日本の政治家はどうしようもありませんね。ウットウしいです。
実はこの人、メール魔なのですが…これは楽屋噺です。
さてさて、SUNNY MURRAYは60’年代に現れた、最も革新的で、重要なドラマーである、と確信している。
その一方における、トニー・ウイリアムスはバップ・ドラミングを背景に、並外れたタイム・センス、リズムの間で変幻自在・複雑なリズムを刻むことによってマイルス・グループそしてライフ・タイムとトップ・ドラマーとなった。
SUNNY MURRAYはスイングビートを背景としながらもスイング・ビートの枠から一歩も二歩も大きく踏み出し、細かい小刻みなビートを鋭くそしてセンシティブに、間段無く繰り出すことにより、リズムの増幅効果パルス・ビートを生み出した。
そのパルス・ビートを最大限に発揮し、繰り返すことにより、大きくうねる波の如く変幻自在の大胆且つ圧倒的に攻撃的なドラミングをフリーJAZZの中に持ち込んだのである。
彼はこのようなドラミングスタイルを60年代の初めセシル・テラーとのユニットにおいて確立したとされている。(「INTO THE HOT」)この頃の演奏はプリミティブ且つ、シンプルである。
特にA・アイラーとの64’65’年代の録音では、殆どが、スネアとシンバルとが中心で、バスタムを使うことは殆ど無かった。
当時は、一番大きなバスドラムにしても通常のドラマーが使うよりは一回り小さなサイズのものを使っていたほどである。
しかしながらパルス・ビート奏法は、一層複雑さを増し、大きなフリー・インプロビゼーションの応酬とダイアローグで、強烈なヴァイブレーションを発揮するようになるのである。
SUNNY MURRAYのBYG時代の特徴はシンバルを全面に出し、スネアとバスドラムを縦横無尽に駆使して、他の演奏者を圧倒することにある。
多彩なパーカッション群を用いて、リズム・セクションを前面に押し出すというのではなく彼の駆使する、シンプルな原始的打楽器を全面展開して、他の管楽器や弦楽器と対等に勝負するというところにある。
しかし、そのシンプルさとプリミティブさが、「ヒュウーマニックな混沌」というカオスを一層、より広漠の沃野に緊張感張り詰めたる「人間の坩堝」というカオスの中に引きずり込むのである。
しかし、この潔さとストレートさはなんだろう。清清しくすら感じさせる。
そのストレートさと攻撃性を、そこら辺のチンピラ政治家に爪の垢でも飲ませたいものだ。
麻生太郎さん、あんたのことだよ。グッチャグッチャ言い訳や御託を並べる前に目の前から消えて無くなってくれ!それが日本と日本人の為です。
☆Sunshine/An Even Break (Never Give a Sucker) :Sunny Murray
1. Flower Trane
2. Real
3. Red Cross
4. An Even Break (Never Give A Sucker)
5. Giblets (Part 12)
6. Complete Affection
7. Invisible Rules
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4. An Even Break (Never Give A Sucker)
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