ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝：究極のパクリ映画か？パロディ映画の真骨頂！？

　私の大好きなハムナプトラシリーズの第３作目です。。

　インディージョーンズ・シリーズのパクリか、パロディーか、議論の分かれるところですが、私は面白ければ何でもよいのです。

　映画の楽しさと、怖いもの観たさ、そして、映画でしか経験することの出来ない、ファンタジーとアドヴェンチャーで満足させてくれるシリーズです。

　原題はThe Mummy Tomb of the Dragon Emperor。ドラゴン皇帝のミイラの墓とでも訳すのでしょうか。

　はたまた、ザ・ミイラ…ドラゴン皇帝の墓とでも訳すのでしょうか。

　いずれにしても、いつものミイラというカルトなテーマに勝るとも劣らない出来映えで、星は☆☆☆☆つです。

　秦の始皇帝と兵馬桶をミイラとミックスして壮大なる復活劇と復讐劇をモチーフにした大活劇に仕上がっています。

　前二作より、お金も懸かっており、迫力もありました。

　出演者に、始皇帝？悪の大皇帝ジェットリーにおなじみのブレンダン・フレイザー。

　奥様はレイチェル・ワイズに変わり、ER 緊急救命室のマリア・ベロ（41歳）。それに七福星のミシェール・ヨー（46歳）という華麗なる熟女お二人が加わりお色気たっぷりの熱演です。

　それになんといっても、アジアンビューティーNO1のイザベラ・リョンが脇を固めます。

　西安から万里の長城の中国を舞台に1947年の上海、チベット、ヒマラヤ・シャングリラ、ゴビ砂漠を超えてまたもや西安へ。息をつかせぬ展開です。

　私はお兄さん役の狂言回し、ジョン・ハナーが大好きですが、ルーク・フォードの息子役は、インディージョーンズの最新作のご愛嬌でしょうか？

　それにしても、チベットの山奥で雪男・イエティが出てくるのには参りました。思わず、唸ってしまいました。

　やはり、映画ってこうじゃなきゃ面白くないんだよね。