ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

黄昏のなかのEcho & The Bunnymen

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 黄昏ると、Echo & The Bunnymen を聴く。

 辛く苦しくなると聴く。

 エコバニは1980年のシングルデビュー以降、独特の音とその感性で、UKシーンの片側を蠢くように牽引してきた。

 黄昏ているのだ。遣る瀬無さ、悲壮感、無力感、疲労感。それぞれを内包しながら、連綿とピースギターのチューンが続く。乾いたドラムとランニングベース。

 怒りを沸沸と、沸騰点に向け、湧き上がらせながら、ギグが続く。

 その根底にあるものは、メッセージと言うより鈍い叫びである。鈍いシャウトである。

 鈍いシャウトに諦めが無い。

 怒りの、その根源と原因を問うことが生命力に繋がる。

 疑問と怒りの無い生命には、未来は無い。