ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

あなたと夜とBob Thompson:眠れない夜に~総天然色の夢が観れますように…!?

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 昨晩はサントリー・ホールで、読響の定期演奏会があり、チャイコフスキーを聴いてきたのですが、そのことは何れとして…

 実は、出張に持って行こうと、ガサゴソ探していたアルバムはこれだったのです。

 Bob Thompson☆☆:「Just For Kicks」(1958、RCA)
       ☆☆:「Mmm,Nice」(1959、RCA
      ☆☆:「On The Rocks」(1960、RCA)

 いずれも、1994年に購入したCD版です。

 さて、Bob Thompsonと言えば、まるっきり有名ではありません。

 わたしは、「ラヴ・レター・フロム・モーリン・オハラ(1958:RCA) 」(昨年の9月にCD化されました)のLPを85年に購入して持っていたので、たまたま知っていて94年当時に購入したのです。

 さて、モーリン・オハラといえば、J・フォード監督。J・フォード監督と言えば「わが谷は緑なりき」「リオ・グランテの夜」「荒鷲の翼」といえば、モーリン・オハラです。

 私はJ・フォード監督の大ファン、そしてモーリン・オハラの大ファンですので、このLPは迷わず購入しました。

 このバック・バンドが何を隠そうボブ・トンプソン・オーケストラなのです。

 運が良いとはこのことでして、三枚のCDを一挙に買ってしまいました。9年後のことでした。

 それほど、このCDはグッド!なアルバムだと言うことです。

 小粋、スイート、ファンシーな演奏をスキャット・ハミング・ウィスパーで綴っています。

 まるで、1960年代のハリウッド映画を総天然色で観ている感覚と言ったらよいでしょうか。

 はたまた、「奥様は魔女」「ルーシー・ショー」「パティ・デューク・ショー」を足つきTVで、総天然色で見ている感覚と言えば、年配者には理解できるかもしれませんね。

 はたまた、フレンチ・ポップスにバート・バカラックを振りかけて、クールJAZZで味付けした音楽かな?

 でも、チャイムの音色は入るし、甘い囁き声は入るし、華麗で壮大なオーケストレーションかと思いきや、気まぐれでチャーミングで、う~ん、訳判らないけど…。

 そうですね…テクニカラーの「お色気風~JAZZ」ですね。

 「でも、昔はこのようなイースト・コースト・ポピュラーミュージックは多かったような気がするなあ~」

 「ドコカデキイタヨウナキガスルナアー」「ウエスト・コーストJAZZだっけ!」というアルバムです。

 とにかく楽しいアルバムですが、総天然色の夢を観れれば良し!寝付かれない恐れもあるので要注意!!です。では良い夢を~

*:「Mmm,Nice」(1960、RCA)は簡単に手に入ります。