地域格差と国民経済格差に胡坐をかき、東京オリンピックと新銀行東京に血税を注ぎ込まんとする、石原慎太郎
地方に行ってきた。地方経済の貧窮には眼を覆うばかりである。合併して一年が経ち、今では地方の大都市と呼ばれる駅前商店街も行くたびに、シャッターを降ろしっぱなしの店が増えている。
地元の経済人に伺うと、トヨタの末端の、そのまた末端の系列工場の多くが、原油高、四川大地震以降、締め付けが厳しく、原価割れ、採算割れが起こり、青息吐息の状態で、倒産も時間の問題と言うところも多いらしい。
「トヨタなどは、しわ寄せを一方的に、一番弱いところへ押し付ける」とのこと。
多くの自治体で税源難から住民サービスはおろか、医療・福祉・教育といった国民経済のインフラ自身も崩壊の危機に見舞われているのである。
一方で東京は独り勝ちである。石原慎太郎は有り余る金を「天下の大笊」新銀行東京に湯水のごとく、注ぎ込み、あまつさえ「東京オリンピック誘致」などという、国民経済を全く無視した太平楽なユメに血税を注ぎ込もうとしている。
国民・都民の血税に巣食う石原と同様の恥知らずどもである。
また、同様にハイエナには悪いがハイエナ以下のこいつ等を許すことが出来ない。
*写真は帰りに寄った、熱海の伊豆山神社の大鳥居と伊豆山商店街の「魚久」さん。