ジャズと初めてであった日…
私のジャズとの出会いは、たぶん1969年の35回転シングルレコードの購入だろう。
パストラル / 渡辺貞夫カルテット(増尾好秋g,鈴木良雄b,渡辺文男ds):ジャンクで行なった演奏のシングルカットである。裏表両面でも20分弱の演奏は収め切れていない。そんな時代であった。
パストラル / 渡辺貞夫カルテット(増尾好秋g,鈴木良雄b,渡辺文男ds):ジャンクで行なった演奏のシングルカットである。裏表両面でも20分弱の演奏は収め切れていない。そんな時代であった。
中学三年生の頃ではなかろうか。それ以来、ジャズのとりこになり、高校生になって、ジャズのビックバンドに入部した。先輩たちの「バグスグルーブ」と「ジ・イン・クラウド」の演奏には子供ながら痺れたものだった。
その頃、新潟の県民ホールで、初めてジャズの生演奏を聴く。1970年のことであろう。「渡辺貞夫, 増尾好秋, 鈴木良雄, つのだひろの名カルテット」「菊地雅章(p, elp)、峰厚介(ss, as)、市川秀男(elp, org)、池田芳夫(b, elb)、村上寛(ds)」のクインテットである。
衝撃である。渡辺グループのラウンドトリップ、菊地グループのダンシングミストは今も胸に響いている。
思えばよい出会いをしたものである。
次に購入したレコードは Feeling Free ・Barney Kesselである。ケッセルの黒っぽいギターが心地よく、グルーブ感あふれる演奏である。チャック・ドメニコもすばらしく良い。
その後、数年の後、レコードを集めだし、CDを購入し、7~8,000枚ほどになった。
日本のジャズがやはり多い。高柳昌行のコレクションは後1枚を残すのみとなったが、買うかどうかいまだ迷っている。
日本のフリージャズとの付き合いは次回へ続く…