ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

塩嶺高原で人工衛星を見る…

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 八月十一日の夜は塩尻の塩嶺高原で一泊した。岡谷のインターからは近いのだが別荘地への道は暗くてわかりにくいのが難点だ。

 岡谷インター近くの讃岐うどんの店(諏訪寄り)で夕食を済ませ、八時半ごろに到着。熱暑、猛暑の中、さすがに高地だけあり、別天地のように涼しい。これが高原というべきか。

 辺りは少しガスっていたが、辛うじて、楽しみにしていた星空が見える。幸運なことに天中で流星を見ることができた。

 流星はパシッという音がする。一瞬のことであるが、注意深く耳を澄ませば良い。一度体験することが重要だ。

 窓を開け放して、布団を被って寝る。真夏に贅沢なことである。しかし、これが本当の贅沢というものであろう。自然のクーラー。天然クーラーである。おかげでここ、数年来ひいていない風邪をひいてしまった。

 ありがたいことである。翌朝は夜明け前に起きた。人工衛星を見るためだ。人工衛星は通常日本では夕方か夜明け前にしか見ることはできない。今の日本では、いくら高原でも夕方は難しい。

 四時過ぎだというのにほんのり白じんできている。

 人工衛星は、南や北の方向、東、北東、南東の方に動いていくものが大部分である。星のような光点がゆっくり(おそい飛行機のように)動いていく。

 飛行機の場合、光点がいくつか集まって見えたり、点滅していたりするが、衛星の場合はひとつの光点が動いていきます。例えるとツーツーツーという感じである。

 幸運なことに、一つ捉えることができた。果敢なき人工の流星である。

 32年前にヒマラヤをトレッキングしていた頃のことと、インドのゴアの海岸で夕方見た以来のことである。

 あの頃は幾つも幾つも見ることができたものだが…。

 懐かしい~。しかし、幸せである。