「ナツコ 沖縄密貿易の女王」を読了:祝!!旭天鵬優勝~!
旭天鵬が優勝したので酒を飲みすぎてしまいました。まさかなぁ~とたかをくくっていたらアレヨアレヨと優勝です。ついつい、熱がこもり深酒…
奥野修司さんの「ナツコ 沖縄密貿易の女王」を読了しました。
本作が、沖縄の戦後史をウチナーの矜持で流星のように輝き、駆け抜け、消え去っていった金城夏子さんの「胸躍る」冒険談であることは間違いがありません。
しかし、冒険談として読むには無理があります。「沖縄密貿易の女王と呼ばれたナツコ」の一代記と考えるべきでしょう。
戦後沖縄史を語る上では必読のノンフィクションです。
あとがきに記された「歴史は語られ、そして記録されてこそ存在する」という保坂廣志琉球大学教授の言葉がズバリ当たる本でした。