ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

近代主義者はマントラを唱えよ!:オースティン・ペラルタ/マントラ

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 前原誠司国土交通相は3月17日、首都高速道路阪神高速道路の料金について、現行の定額制を改め、走行距離に応じて課金する距離別料金制の導入を検討していることを明らかにしました。
 
 距離別制に移行すれば当然値上げになる可能性があります。また、民主党のマニュフェストとの整合性はますます付かなくなってきます。
 
 首都高速の基本料金は現在、東京線が普通車700円、神奈川線が同600円、埼玉線が同400円で、ETC搭載の場合は各種割引を受ける事ができます。
 
 首都・阪神両高速道路会社は2008年に距離別料金制への移行を図りましたが、「経済にマイナス」などの声が上がり、この時は見送られました。
 
 まさに、近代主義者・前原誠司の面目躍如です。
 
 「辞任が必要なのは小沢一郎氏でなく前原誠司氏」という植草一秀氏のブログにあるがごとく、(:市場原理主義、官僚利権温存、対米隷属を政策の基本に位置付けるなら、民主党を離党して偽装改革勢力である「みんなの党」と合流するべきである。)ますます、その近代主義者振りを露わにしています。
 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-773a.html
 
 ただ、民主党の足を引っ張っているのは前原ばかりではありません。
 
 その思想性を松下政経塾に根拠するところに近代主義者たる所以があり、民主党の現在の限界があるのだと思います。
 
 ☆☆☆オースティンペラルタマントラ
 
 『処女航海』でデビューした、若きジャズ・ピアニスト、オースティン・ペラルタの第二作目です。2006年10月、ニューヨークにおけるレコーディング・ハイブリッド盤です。

 オースティン・ペラルタは1990年生れ。ストレート・ア・ヘッドな演奏に、ヴィヴラフォンやサックスが絡み、リズム隊が目くるめくネオンのようにカラフルに展開します。
 
 未だ、テクニックがスピードについていけない感が在り、アーシー感は物足りませんが、付いて行く楽しさに溢れています。
 
 エキサイト感はハービー・ハンコック仕込みか?を敬愛しているようで、「処女航海」に続き、今回もハンコックの「バタフライ」を演奏しています。
 
 さて、タイトル・チューンの「マントラ」ですが、マントラ(मन्त्र [mantra])はサンスクリットで、「文字」「言葉」 を意味します。 
 
 真言と言えば、少し、解りやすいでしょう。
 
「オム・マニ・ペメ・フム」(Om・Mani・ Pedme・Hum)は、チベット仏教徒によって最もよく唱えられている真言マントラ)です。
 
 チベット仏教に於ける、真言を他の言語に翻訳することは難しいとされています。
 
 「オム・マニ・ペメ・フム」(Om・Mani・ Pedme・Hum)は、細かく分けるとオム・マ・ニ・ペ・メ・フムという六つの真言(Six-syllable mantra)で構成されています。
 
 これら六つの真言は、私たちの不浄な身体・言葉・思考を、完全に統一された秩序と知恵の教えの道に導くことにより、仏陀になれるということを意味しているとのことだそうです。
 
 いやはや解りにくいですね。しかし、ここで一言お伝えすれば、ブッダになると言うことは~ 「時間は未来から現在、過去に流れる」と言う認知論を獲得することだと言えるでしょう。
 
 市場主義・拝金主義・近代主義・自己愛からの脱出と言うことではないでしょうか?