ローランド・カーク/溢れ出る涙 :「たくさんの楽器を同時に吹きこなすことが生きる糧」
古い話で申し訳ありませんが、東京オリンピックの招致は予想通りの失敗でした。
ご承知のように実は私を含めた東京都民のみならず、大方の人が誰も東京なんぞにオリンピックが来るなどと思ってはいなかっでしょう。
都議会民主党や鳩山総理大臣の無責任な対応責任も含めて今後、石原の責任を徹底して追及するべきでしょう。
招致資金の100億円は一体どうするつもりなのか?石原が「端がね」というならば即刻、返還しろ!と言いたい。
100億円あれば、一体日本のどれだけの人間が救われるのか?マスコミにも猛省を促したい。鉦や太鼓のチャンチキ踊りに狂う大手マスコミは即刻解体すべきです。
東京都民の貧困層を如何に救済するかにこそ使われなければならないカネです。
どうせならば、「パラリンピックの単独招致」を訴えるという今後の対策を考えるべきでしょう。
何でも原作には「ローランドカーク」って章があるそうで、(私は伊坂幸太郎が好きではないので、読んでません…)ローランドカークを聴いた主人公の父親が「この演奏しているのが盲目だと聞いて、俺には納得が行ったよ」というセリフがあるようです。
映画にもこのようなエピソードがあったような気がしますが、なにかJAZZファンからするとウソ臭い気がします。
そんなに簡単に理解できるほど浅くはありません。
かつてはグロテスクJAZZなどと呼ばれていたカークですが、実は最も伝統的な、正統スタイルの継承者であり発展者であることは周知の事実です。
「そんなことは解かっているよ」というJAZZの頑固者たちもこのアルバムには感心せざるを得ません。
美しさ、黒っぽさ、希求心、技術、伝統、熱狂、超越、ストレート・アヘッドな演奏が息づいています。
ローランド・カークは「私は黒人であるゆえに、たくさんの楽器をこなし、それを生きる糧にしてきた」と語っています。
そしてそれを三つも四つも同時に口に加えて吹くというカークJAZZの真骨頂こそが彼の生き様に現れているのです。
オリジナル盤発売日: 1967/11/27
1. ブラック・アンド・クレイジー・ブルース
2. ラフ・フォー・ロリー
3. メニー・ブレッシングス
4. フィンガーズ・イン・ザ・ウィンド
5. 溢れ出る涙
6. クレオール・ラヴ・コール
7. ハンドフル・オブ・ファイヴス
8. フライ・バイ・ナイト
9. ラヴレヴリロキ
1. ブラック・アンド・クレイジー・ブルース
2. ラフ・フォー・ロリー
3. メニー・ブレッシングス
4. フィンガーズ・イン・ザ・ウィンド
5. 溢れ出る涙
6. クレオール・ラヴ・コール
7. ハンドフル・オブ・ファイヴス
8. フライ・バイ・ナイト
9. ラヴレヴリロキ
演奏 [ベース]: スティーヴ・ノヴォセル (STEVE NOVOSEL)
[クラリネット]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[ドラムス]: ジミー・ホップス (JIMMY HOPPS)
[イングリッシュ・ホルン]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[フルート]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[ピアノ]: ロン・バートン (RON BURTON)
[テナー・サックス]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[トロンボーン]: ディック・グリフィス (DICK GRIFFITH)
[STRITCH]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[MANZELLO]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[NOSE-FL]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[FLEXAFONE]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[クラリネット]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[ドラムス]: ジミー・ホップス (JIMMY HOPPS)
[イングリッシュ・ホルン]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[フルート]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[ピアノ]: ロン・バートン (RON BURTON)
[テナー・サックス]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[トロンボーン]: ディック・グリフィス (DICK GRIFFITH)
[STRITCH]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[MANZELLO]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[NOSE-FL]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)
[FLEXAFONE]: ローランド・カーク (ROLAND KIRK)