フォー・ナイン・エース(4・9・1) /星空を君に:贋・「この野郎!キラーチューンだな・・」 4
ジョー山中といえば、フォー・ナイン・エース(49A) です。
491(49A)のバンド名の由来はデビュー当初は「聖書のもう許されぬ罪491番」からとったと当時のプロフィールでは書かれていました。
:滝イサオ(LG)司薫(G)瀬川ひろし(D)宮崎むつを(B)城アキラ(V) 沢健一(V)田村純(D)
しかし、当時の常として、事務所とレコード会社のウリの都合で、メンバーも交代し、出てきたレコードはそれとは大きくかけ離れているような、日本情緒満点のものでした。
「星空を君に」は491(フォー・ナイン・エース)のデビューシングルとして1967年1月に発売されました。
発売直前にボーカルがルイ高橋から城アキラ(ジョー山中)に交代したため、インナー・クレジットには城アキラ(ジョー山中)の写真があり、リード・ボーカルとあるので、ジョー山中が歌っているものと思われがちですが、実際に歌っていたのはルイ高橋です。
ギターの滝イサオはエレキの神様!?寺内タケシ御大のお弟子さんでそもそも、寺内一家の弟子バンドとして登場してきたのでした。結局、寺内タケシ氏の意向や陰謀でルイ高橋・田川譲二はブルージーンズに吸収されていきます。
491はその後、星に告げよう/涙もかれて(2ndシングル)~ ウォーキン・ザ・バルコニー/傷だらけの叫び(3rdシングル) ~ 悲しみの果てに/ノー・ベイビー・ナウ(4thシングル)と、シングルを発売します。
私は、やはり「ウォーキン・ザ・バルコニー」がもっとも好きで、491を有名にしたのは実は「ウォーキン・ザ・バルコニー」ではないかと記憶しています。
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