ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

検察ファッショ!増殖する検察権力:民主党政権はまだまだ先のこと…

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 先週は暇があると、先般購入した42インチTVで、小沢代表秘書逮捕に関する、ニュースや討論番組を散々観て来ました。

 結論とすれば、まだまだ民主党には政権が取れないな、ということを感じました。

 検察にビビッて政権など取れるはずもありません。

 総選挙になっても、グズグズの選挙でまた、自民・公明連立政権が続くのでしょうか。

 マスコミにも国民にも国を変えたい、国政を変革したいという意欲もなければ民度もまだまだ低いように感じます。

 権力に弱い国民性、耳ざわりの好い事、口当たりの好い事に流されてしまう国民性です。要は自分に火の粉が降りかからなければ良い、そのことが防衛問題を始めとして、対米問題にも大きく影響を与えています。

 マスコミも評論家も昨晩まで「漆間」副官房長官の名前すら挙げることができなかったのですから…

 国民は常に動揺し、政党支持率はup・downを繰り返しています。民主党ですら内部で動揺し分裂に至る可能性すら感じます。

 佐藤優氏の「国家の罠」によれば国策逮捕とは「これは国策捜査。あなだが捕まった理由は、あなたと鈴木宗男をつなげる事件を作るため。国策捜査は『時代のけじめ』をつけるために必要。」と担当検事が述べたことにつきます。

 「時代のけじめ」とは…。つまりは時流を作り、国の行方を左右するのが検察権力たる自分たちだと思っているのでしょう。

 受託収賄罪に問われ上告中で、検察批判の著書もある新党大地鈴木宗男代表は3月6日のBSイレブンの番組「INsideOUT」(小沢代表秘書逮捕は国策捜査か?)で、今回の事件について「国策捜査の可能性がある」としたうえで、小沢氏については「あの時点での説明責任を果たした」とエールを送っていました。  

 「国策捜査は、時代のけじめや象徴となる事件を解決する形で行われてきた。今回の場合は選挙が近いし、政権の支持率は低いという背景がある。決めつけられないが、『後ろに大きな権力が働いている』『国策捜査ではないか』と受け止められても仕方がない」。

 鈴木氏は2002年、激しいバッシングにさらされたうえに、政治資金規正法違反など4つの罪に問われ逮捕されました。

 それについて「国策捜査」と断言し、理由についてこう語っていました。  
 「当時、私は小泉改革抵抗勢力といわれていた。同時に検察側では、幹部による調査活動費流用を実名告発しようとした元検事が告発直前に逮捕される『三井事件』があり、検察批判が高まっていた。私の秘書がその約10日後に逮捕され、注目が移った。検察関係者が『三井事件を追いかけすぎると、鈴木の情報は入れませんよ』などと検察幹部が語ったとする本もある。政府は抵抗勢力の排除、検察は自分たちの保身に使ったのではないか」

 小沢氏は3月4日、40分間にわたる記者会見のなかで「問題ない」と強調し、代表辞任を否定しました。この会見について鈴木氏は「現時点では、明確な説明をした。辞任は必要ない。選挙への影響もまだ分からない」と発言をしました。まさに正論でしょう。

 民主党自らがこれぐらいの発言が出来ないものでしょうか。

 面白い話があります。

 民放連は第12回「報道記者・ディレクター研修会」の講師に、元東京地検特捜部長河上和雄弁護士を招きました。

 そう、あの「バンキシャ」で発言する、あるときは権力的で、正義の味方の顔を前面に出している検察のスポークスマンです。

 民放連が発行する「民間放送」2月23日号によれば、河上氏は、「権力監視の視点から、ジャーナリストは伝えるべきことを伝えていかなければならない」と語りました。

 まったくギャグですね。

 それを記者がご大層に有り難くメモしているのですから…様子を思い浮かぶと、ギャグとしか思えません。

 地検特捜は政治家などの汚職を取り上げることから、権力監視という広い国民イメージがありますが、実際には、検察も巨大な国家機関の一部であり、法務省官僚や政治家の介入などに何度も従ってきました。

 三井事件に象徴的な裏金疑惑などの問題を自ら抱えています。これなどは自らが露骨に逮捕起訴し、隠蔽隠匿、口封じをやったのは記憶に新しいところである。

 *三井事件とは
 2002年4〜5月、大阪高検公安部長だった三井環被告が、捜査情報漏えいの見返りに暴力団関係者から接待を受けるなどして、収賄、詐欺罪などで逮捕・起訴された事件。検察史上初めて検事総長が懲戒処分を受けた。三井被告は公判で、調活費問題を内部告発し、「口封じのための逮捕だ」と主張したが、大阪地裁は05年2月、実刑判決を言い渡した(控訴中)。:読売新聞

 検察もマスメディアがきちんと監視すべき対象の一部であることは間違いありません。

 その検察OBで、権力擁護で飯を食っている人間から権力監視を学ぶのですから、これは悪いファルスに違いありません。

 まあ、河上氏も当時は国から2600万円貰っていたので仕方が無いのでしょうか…


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