南洋小唄です。
昨日、日曜日は次男をサッカーの練習に送った後、ジムで入浴。悪質な風邪も抜けたようで、思考回路が普通に戻ったようです。
この間、相変わらず、沖縄本を続けて読んでいます。
沖縄関連本で読まねばならぬ本が部屋に山積みされています。
しかし、沖縄を考える視点は確固としてもたねばならないでしょう。
沖縄の歴史の視点です。民族論など兎も角も、沖縄は「琉球王国」であったことです。
いくら地方分権論が盛んでも「安保論」の論争がいかなる方向へ行こうともこの確固とした歴史史実は消えることはありません。
次回からは、年間パスポートを購入し頻繁に訪れようと思っています。
* 旧南洋諸島には沖縄の人たちが移住をしていたという歴史もあります。
昭和15年には、約5万人の沖縄県人が移住していました。
沖縄人が南洋諸島に移民をした理由は次の三つです。
生産は、日本資本南洋興発会社の管理下の糖業が主であり漁業も盛んでした。
戦前、沖縄芝居の女形として大人を博した比嘉良順の作った名曲「南洋小唄」です。
戦前の南洋には多くのウチナーンチュが夢を描いて移住していました。
比嘉良順も希望を抱いて南洋へ渡りましたが、その思いは果たされなかった、ということです。
(*週刊上原直彦6月27日号を参照させて頂きました。)
【唄意】
1)恋しい古里の親兄弟と別れ、憧れの南洋に渡って来た。
2)寝ても覚めても朝晩、胸の思いは、男の手本となることばかり。
3)遠く離れていてもお互い変わないでいよう。手紙こそが、貴女の思いを届 けるよ。
4)年が明けて新春の花咲く頃、錦を飾るべく、故郷に帰ろう。
5)そのように言って出征した人は誰だったか?すでにサイパンの土となった のか?