起きるべくして起こることは必ず起きる(ドル暴落~か、円高か…)
台風が去った昨夜半から、また一気にドルが暴落した。
現在は、1ドル113.36/円程度で推移している。また、ぞろ日本では資産家がパニックを起こしそうな勢いである。
今回は米国の8月の雇用者数が4年ぶりに減少したことによる、景気後退指数の発表がトリガーである。
全世界的な動きになるのは、アメリカがくしゃみをすれば…方式なのでいたし方の無い現象か。
そもそも、サブ・プライムローンとの関係で言えば、アメリカでは01年11月~05年4月までに788,300人の住宅産業関連雇用を創出した。
そして、数十のサブプライムローン会社が倒産し、06年8月以降には12万人の雇用減少、人員削減も相次いだその結果である。
起きるべくして起きることは必ず起きるのである。この信用不安はサブプライムローンの問題から、カードローン問題に必ずや火がつく。
円高問題として捉えるばかりでは日本経済は大きく混迷するに違いない。