ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

もう、来ても良い頃だね!~ It's About That Time:Bitches Brew Live

 MILESといえば、この夏このアルバムも散々聴きましたね。
 
 暑いのに窓を閉め切って、ガンガン扇風機を回し、バランタインのロックを流し込みながらJDLを鳴らし捲くりました。
 
 このアルバムでは特に、It's About That Time・The Theme が最高です。
 
イメージ 1 このアルバムの以下の収録曲のうち、
Miles Runs The Voodoo Down / Sanctuary / It’s About That Time・The Theme / Directions / Bitches Brew / It’s About That Time / Sanctuary / Spanish Key / The Theme
 
 1曲目から3曲目までが1969年7月5日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルにおけるライヴで、マイルス・デイビス(tp)、チック・コリアelp)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)というメンバーになっています。ロスト・メンバーがウェイン・ショーターです。
 
 なんと、ウェイン・ショーターは交通渋滞で遅刻…。とんだハプニングによりロスト・カルテットとなった貴重な演奏です。しかし、JAZZメンなら良くあること、よくあること。
 
 この緊張感に満ちた演奏が堪りません。
 
 it's about time は、やっとだ、もう~してもいい頃だ、という意味です。もっと前にすべきだった、という意味も含まれていますが、ここでは、「ショーターはもう、来ても良い頃だね~」と訳してしまいましょう。結局、到着せずにThe Theme に入っちゃいました。
 
 あ~あ!
 
 なお、4曲目以降は、1970年8月29日 ワイト島フェスティバルにおけるライヴで
マイルス・デイビス(tp)、ゲイリー・バーツ(ss,as)、チック・コリアelp)、
キース・ジャレット(org)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、
アイアート・モレイラperc)となっています。
 
 ここいら辺のMILESを色々なアルバムでブートも含めて聴き比べると楽しいですよ~