もう、来ても良い頃だね!~ It's About That Time:Bitches Brew Live
MILESといえば、この夏このアルバムも散々聴きましたね。
このアルバムでは特に、It's About That Time・The Theme が最高です。
このアルバムの以下の収録曲のうち、
Miles Runs The Voodoo Down / Sanctuary / It’s About That Time・The Theme / Directions / Bitches Brew / It’s About That Time / Sanctuary / Spanish Key / The Theme
Miles Runs The Voodoo Down / Sanctuary / It’s About That Time・The Theme / Directions / Bitches Brew / It’s About That Time / Sanctuary / Spanish Key / The Theme
1曲目から3曲目までが1969年7月5日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルにおけるライヴで、マイルス・デイビス(tp)、チック・コリア(elp)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)というメンバーになっています。ロスト・メンバーがウェイン・ショーターです。
なんと、ウェイン・ショーターは交通渋滞で遅刻…。とんだハプニングによりロスト・カルテットとなった貴重な演奏です。しかし、JAZZメンなら良くあること、よくあること。
この緊張感に満ちた演奏が堪りません。
it's about time は、やっとだ、もう~してもいい頃だ、という意味です。もっと前にすべきだった、という意味も含まれていますが、ここでは、「ショーターはもう、来ても良い頃だね~」と訳してしまいましょう。結局、到着せずにThe Theme に入っちゃいました。
あ~あ!
なお、4曲目以降は、1970年8月29日 ワイト島フェスティバルにおけるライヴで
マイルス・デイビス(tp)、ゲイリー・バーツ(ss,as)、チック・コリア(elp)、
キース・ジャレット(org)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、
アイアート・モレイラ(perc)となっています。
マイルス・デイビス(tp)、ゲイリー・バーツ(ss,as)、チック・コリア(elp)、
キース・ジャレット(org)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、
アイアート・モレイラ(perc)となっています。
ここいら辺のMILESを色々なアルバムでブートも含めて聴き比べると楽しいですよ~