ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

60年代ジャズの地殻変動:トニー・ウィリアムス、ライフタイム『エマージェンシー!』

 ウーム、酒を飲むと翌日辛い~。お店で富士山麓ハイボールを二杯。帰宅してスコッチ(マック・アーサーズ)のダブルを二杯。泡盛忠孝のダブルのソーダ割を二杯。
 
 チト、飲みすぎかな。忠孝を飲み干す前にトニー・ウィリアムスのライフタイム『エマージェンシー!』をJBLで聴きます。イメージ 1
 
 まさに、ジョン・マクラフリンのギターと二歳年上だったラリー・ヤングのオルガンは「エマジェンシー!」です。録音は1969年5月26日&28日のニューヨーク。
 
 さてさて、1969年と言えばマイルスのBitches Brewが録音されたのが、
1969年8月19日から21日のニューヨーク。
 
  トニーから電話を受けて、単身イギリスから渡米してきたジョン・マクラフリンは「エマジェンシー」の演奏参加・録音の後にはマイルスバンドのBitches Brewの録音に参加し、重要な役割を果たすことになります。
 
 Bitches Brewのなかの「ジョン・マクラフリン」は、プロデュサーのテオ・マセロが「ビッチェズ・ブリュー」の一部を切り取り、独立させた楽曲です。
 
 つまりは1969年の「エマジェンシー」とBitches Brewジョン・マクラフリンをキーパーソンと据えながら、マイルスとトニーが起こしたジャズの大きな地殻変動だったのです。
 
 私はライフ・タイムを最後まで追及しましたが、このファーストアルバムは録音がイマイチとはいえ衝撃的でした。
 
 しかし、発表当時1970年には日本ではBitches Brewの陰で余り評価されなかったのですよね。
 
 私は当時、高1。同時代にLPを聴けて本当に良かった~。