ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

属性に先立つ本質の認識:佐藤優・国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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 哲学のリアリズム的な任務は属性に先立つ本質的認識にあると思います。

 現代哲学はこの使命を真っ当できなければ、その存在そのものが歴史的不可知論の中に雲散霧消していくに違いありません。

 不可逆的な政治的歴史認識と政治的現状認識は、国家権力という枝葉末節に至るまで不可視な幻想的なる共同認識体の中で、権力者をして国家の属性認識という暴力論の中に本質論者を放り込む性格を有しています。

 それが、現在の日本の検察権力の本質です。

 その意味では、千葉景子なる哲学理念を持たぬ弁護士法務大臣が検察権力を擁護するのは無理からぬこと。即刻、民主党は千葉法務大臣を鶴首するべきです。

 民主党が本質論者ではないことは真に以って明確ではありますが、属性論者たるマスコミに対し、一応の本質論的提起をする必要があるでしょう。

 さもなくば、旧政権との認識論的な差異そのものも自らが認識していないことを露呈するからです。

 佐藤優氏は自らが2002年「外務省のラスプーチン」として検察権力とマスコミの生贄となった、哲学的宗教者です。

 今また、同じような策動が検察権力とマスコミによって石川知裕衆議院議員に対して行われようとしています。

 ご存知のように佐藤優氏の著作は多々あり、どの作品も魅力的な出来上がりです。

 年末にあたって、今回はこの作品をお薦め致します。