「ウェディング・ベルを鳴らせ！」は本年、最高の映画です！！！

　それに引きかえ、（つまり駄作「さまよう刃」に比べ…）「ウェディング・ベルを鳴らせ！」は本年度最高の映画といってもよいでしょう。

　「パパは、出張中！」「アンダーグラウンド」で二度のカンヌ映画祭・パルムドールに輝く巨匠エミール・クストリッツァによるスラップスティック＆ラブコメディ。

“セルビアの農村でのどかに暮らす少年ツァーネは、余命をわずかと悟った祖父との約束を守るため、都会の街へ花嫁探しに出かけるが…”

　私は映画評論家でないので、今回はこの面白さを上手く伝えることができません。

　しかし、必ず機会があれば、大画面スクリーンで観て頂きたい映画です。

　2時間7分あっという間に過ぎてしまいます。美しい！エキゾチック！パワフル！哀愁をそそります。アクションあり！パロディ満載！お色気アリマス！

　音楽最高！役者最高！です。

　残念ながら、関東では、シネマテークたかさき、東京のギンレイホール、青森市のシネマディクトで明日まで。兵庫県は湊川のパルシネマで日曜までは観ることができます。

　満足度９８点（満点でも良いけどね～）

☆☆☆☆☆映画「ウェディング・ベルを鳴らせ！」資料
原題：Promets Moi
監督：エミール・クストリッツァ
製作：オリビエ・デルボスク、マルク・ミソニエ、マーヤ・クストリッツァ、エミール・クストリッツァ
脚本：エミール・クストリッツァ、ランコ・ボジッチ
原案：ラーデ・マルコビッチ
撮影：ミロラド・グルシツァ
美術：ラドワン・マルコビッチ
編集：スベトリク・ミーチャ・ザイツ
音楽：ストリボル・クストリッツァ
製作国：2007年セルビア・フランス合作映画
上映時間：2時間7分
配給：デスペラード、日活

ウロシュ・ミロバノビッチ、マリヤ・ペトロニイェビッチ、アレクサンダル・ベルチェック、ミキ・マノイロビッチ、リリャナ・ブラゴイェビッチ、イワン・マクシモビッチ、コサンカ・ジェーキッチ、ストリボル・クストリッツァ、ブラダン・ミロイェビッチ