ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

年も明け~はや、一週間…選んだJAZZは「Albert Ayler / Goin' Home」これは凄い!!

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 あれこれ悩んで、結局このCDをJAZZの年明けの一枚としました。

 さてさて、このCDは最近は手に入り難いらしいですが…アイラーのスピリチャル・サイエンス&インテリジェンスを余すことなく伝える歴史的?アルバムとなっています。

 そしてルーツ・ミュージックとしてのFREE&JAZZのAYLERの原点を指し示すものだと確信が持てるアルバムであります。

 さて、このCDの評価は余りにも低いのです。このCDは1980年代に発売された「スイング・ロウスウィートスピリチャル」の完全版であります。

 AYLERの原点以外の展開を必要としないロウ・ミュウジックが存在しています。

 評価の低さは、聞込みが少ない故にJAZZに対する理解も哲学もない日本のJAZZ状況を指し示す指針に他なりません。

 何の装飾もなく、日本の演歌・民謡いえ民俗音楽の如く、只、朗々と歌い上げる AYLERであります。しかし、幾十人の日本のJAZZSAXニストがこの演奏に多大なる刺激と摩擦を受けたのでしょうか!?

 そして、実はJAZZこそはフォークロア・ミュージックの偉大なる伝承であることに気付いたものこそが、Albert Ayler のDNAをこれからも永劫に引き継いでいくことの権利を有するものであることに他ならないこと。

 そして、それが誰であるのか…日本のJAZZ界において、曰く想像に難くありません。

ALBERT AYLER: GOIN' HOME
BLACK LION / FREEDOM, BLCD 760197(CD)
(P)(C)1994 D.A.MUSIC
RECORDED: FEBRUARY 24, 1964
RELEASED: 1994, DENMARK
RE-ISSUED: TOKUMA JAPAN, TKCB-70508(CD)
RELEASED: OCTOBER 25, 1994, JAPAN

:(収録曲 )
・ゴーイン・ホーム
・オール・マン・リヴァー(テイク2)
・ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド(テイク6)
・スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット(テイク3)
・ディープ・リヴァー
・聖者が街にやってくる
・誰も知らない私の悩み
・オールマン・リヴァー(テイク1)
・スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット(テイク1)
・ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド(テイク5)

Albert Ayler : tenor/soprano saxophone
Call Cobbs, Jr. : piano
Henry Grimes : bass
Arthur "Sunny" Murray : drums
TRACKS (total time 46:44) :