ジャズ喫茶スワンで聴いた「インディペンデンス」の衝撃!!
しばらくして、古町通りの裏通りの二階にある(当時)、ジャズ喫茶スワンで「インディペンデンス」のLPを聴き、高柳ジャズに頭を強打されたのだった。
初めて聴く音であった。当時としてはフリージャズなど、いかなるものか全くわからなかったといってよい。
当時のLPには集団投射は、入っていないはずである。
この、LPを聴いたときに、また、大きなジャズへの憧憬と敬愛の念が生まれたのである。世界が大きく広がり、大人になることへの大きな期待が胸に生まれた。
ジャズ喫茶スワンは私たちの高校のビッグバンド部の溜り場であった。しかし、私はスワンではなくその頃、新しく開店した「喫茶Jazzママ」の常連になるのである。
そこでまた、大きな出会いが生まれる。邂逅である…。