一人…花見 :不生不滅なり
先週、一人花見に行ってきました。
酒を飲みながら、ゴロンと横になり、中空を見上げれば、“桜吹雪舞う”の図。意味もなく感激してしまいます。
目深にキャップを被り、ゴーグルを付け、マスクをして、万全の防御を施していったのですが、最後にはアレルギーのスイッチが入ってしまい、酔っぱらいながらの退散となってしまいましたが、桜の下に三時間半も居たのは、実に何十年ぶりでしょうか。
いろいろ考えるものです。
人の生き死にの事であるとか、貧富の事であるとか。
人と比較しても何も詮無いこと。辛いことがあれば、新宿でも、立川でも、八王子でも、駅の改札口付近で人ごみの中に立ちつくし、皆なの顔をそして風体を観察することです。
辛さなどすぐに吹き飛ぶことでしょう。桜の花が咲いて散るように…。
桜の木々の間から天空を眺めれば、星空を眺める如く、「我が身は宇宙と共に生きる身と悟り、不生不滅なり」。