ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

冬に咲く桜…:構造改革という名のデフレ政策は続く

 「財界が政府支出の拡大を嫌がる理由の一つは、積極財政による完全雇用の達成が労働者の政治的・社会的地位を上昇させるからだ」。これは今から70年前にポーランドのミハウ・カレツキという経済学者が論じた事です。
 
 1997年の橋本龍太郎内閣の消費税増税財政支出削減による財政構造改革の断行により、日本はデフレに陥りました。
 
 それ以来、2001年に誕生した小泉純一郎内閣は国民の圧倒的支持を受けて、公共投資を削減し続け、社会保障費の伸びを抑制するというデフレ政策を続けてきました。
 
 また、財界の意を汲むジャーナリズムは体制翼賛的国民の圧倒的支持を受けて、徹底的に公共投資や赤字財政に対する批判を行ってきました。
 
(*中野剛志:国力とは何か)
 
 それが、現在のグローバリズム(金融資本の自由移動)に直截的に結びつき、益々国民生活の中に格差を拡げる経済環境を形作っています。
 
 冬の時代が日本経済・国民経済では続きます。
 
 冬に咲く桜…冬桜が美しい季節です。今朝も、朝の冬の日差しがとても心地良かったです。
 
 まだまだ、厳しい冬の季節もこれからですが、気持ちだけはポカポカと過ごしたいものです。
 
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