冬に咲く桜…:構造改革という名のデフレ政策は続く
「財界が政府支出の拡大を嫌がる理由の一つは、積極財政による完全雇用の達成が労働者の政治的・社会的地位を上昇させるからだ」。これは今から70年前にポーランドのミハウ・カレツキという経済学者が論じた事です。
また、財界の意を汲むジャーナリズムは体制翼賛的国民の圧倒的支持を受けて、徹底的に公共投資や赤字財政に対する批判を行ってきました。
(*中野剛志:国力とは何か)
それが、現在のグローバリズム(金融資本の自由移動)に直截的に結びつき、益々国民生活の中に格差を拡げる経済環境を形作っています。
冬の時代が日本経済・国民経済では続きます。
冬に咲く桜…冬桜が美しい季節です。今朝も、朝の冬の日差しがとても心地良かったです。
まだまだ、厳しい冬の季節もこれからですが、気持ちだけはポカポカと過ごしたいものです。