ryukyutokyoのブログ:JAZZと哲学と…

DJ.PANK_kunryu (Dj.薫琉)です。東京ヴェルディと沖縄をこよなく愛する、酔っ払い🥴パンクスです。1955年3月新潟市生れ新潟高校ジョリー・チャップス、上智大探検部出身。40年間勤務した職場を大怪我、肝機能障害、糖尿病、過緊張症で退職しました。現在、アルバイトをしながら療養中です。ゴールデンカップス他GS、freeJAZZ、ムードコーラス歌謡

今日は朝からアル・カイオラ「 セレナーデ・イン・ブルー 」にレニー・ニーハウス

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 朝から、「セレナーデ・イン・ブルー /アル・カイオラ」にレニー・ニーハウスの「I swing for you」を聴きました。

 久々の天気なのですが…やはり、ムディーJAZZも良いものです。

 アル・カイオラのジャズ・アルバムはご存知のように二枚ありまして、もう一枚は「DEEP IN A DREEM」です。

 どちらも良いのですが、ジャケット的にはこちらですかね。

 曲目リスト
1. セレナーデ・イン・ブルー
2. ドント・ウォーリー・アバウト・ミー
3. モーメンツ・ライク・ディス
4. アーリー・オータム
5. ブラック・アンド・ブルー
6. インディアン・サマー
7. ブルー・ザ・ナイト
8. ドラム・ブエイ       1955.12.27録音

 アル・カイオラ(G)の他、クライド・ロンバルディ (B)ハンク・ジョーンズ (Dr)ロメオ・ペンク (fl、Bc)ケニー・クラーク (Dr)などが加わっています。

 もう一枚はレニー・ニーハウスの「I swing for you」です。

 ニーハウスといえば、ウェストコースト・ジャズのアルト・サックスの名手。最近では、「許されざる者」や「マディソン郡の橋」、「目撃」1997年ワーナー・ブラザース映画配給、「真夜中のサバナ1」997年ワーナー・ブラザース映画配給などの音楽監督として活躍しています。

 特にC・イーストウッドとは陸軍で知り合って以来の友人で、ジャズ・ミュージシャン兼指揮者として「アウトロー」でジェリー・フィールディングについて編曲を担当。「タイトロープ」からは作曲も担当。以後、イーストウッドのほとんどの作品を手掛けています。

 ところで、当然のことながらレニー・ニーハウスもスタン・ケントン楽団の出身。1952年の二月に参加します。

 「ウエスト・コースト・ジャズは、ジェリー・マリガンがピアノレスのカルテットを作ったことに始まる…」という寓話があります。

 しかし、事実は、マリガンは早々にNYへ帰ってしまい所謂ウエストコースト派の形成には殆ど関わっていないといっても過言ではないでしょう。

 実際99%のウエストコースト・ジャズはスタン・ケントン楽団員によるサウンドであると断言しても過言ではありません。

 ですから、ピアノレスの西海岸サウンドという録音はマリガン以外にはあまり簡単には遭遇できないのです。

 このアルバムにも ピアノにルー・レヴィが加わっています。そして、ルー・レヴィだけがスタン・ケントン楽団出身ではないのです。

 最高にご機嫌なウエストコーストJAZZを演奏しています。


「 I Swing For You/Lennie Niehaus」:1957・10月録音
Featuring: Bill Perkins (ts), Jack Nimitz (bs), Steve Parlow (bs), Carl Fontana (tb), Ed Leddy (tp), Stu Williamson (tp), Ken Shroyer (tb), Lou Levy (p), Red Kelly (b), Jerry McKenzie (d)

*SHINSEIDO JAZZ(新星堂ジャズ・コレクター・スペシャルⅡ)\1,1960:
なおLennie Niehausのジャケット写真はネットから拾ったものです。

 午後は、サッカーの試合、2時キックオフ。我がチームのニューカマー・金城隆(羽沼隆志)のシュートで1点先行するも追いつかれ引き分けとなりました。

 

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